食生活アドバイザーの資格を取るためには、勉強する環境が重要ですよね。
食生活アドバイザーは、食育資格の中でも難易度が高い資格なので、誰でも簡単に取れるわけではありません。
でも、自分に合った勉強環境を整えることができれば、効率よく合格を目指すことができます。
今回の記事では、あなたにとってベストな勉強環境を知るための情報をお伝えしていきたいと思います。
「独学」「通信講座」「通学」の3つの環境で勉強する方法、メリットデメリット、具体的な流れまで解説していきたいと思います。
それぞれの勉強環境にメリットデメリットがあるので、あなたにとってメリットの多い方法を選ぶことが大切です。
あなたにとてベストな勉強環境を知ることが、食生活アドバイザー取得の第一歩と言えるでしょう。
食生活アドバイザーはどこで勉強してもOK⁉自分にベストな勉強環境がわからない
難易度が高い食生活アドバイザーの検定試験に合格するためには、勉強しやすい環境を整えることがとても大事です。
資格取得を目指すためには、大きく3つの環境で勉強することになります。
1つ目は独学。テキストや問題集を購入し、自分だけで勉強する方法ですね。
食生活アドバイザーの独学用のテキストは複数販売されているので、自由に選ぶことができます。
2つ目は通信講座。決まったテキストやカリキュラムに沿って勉強し、添削指導などを受ける方法です。
ユーキャンなど3つの講座が、食生活アドバイザーの認定講座となっています。
3つ目は学校に通学する方法ですが、食生活アドバイザーの場合は通学できる学校はありません。
でも、学校ではありませんが、食生活アドバイザーの認定機関が主催する受験直前対策講座を受けることができます。
このように、様々な環境で勉強することができるので、「どの環境で勉強すれば良いの?」と悩んでしまいますよね。
食育資格の中には、指定された通信講座を受けることが受験条件だったり、指定された学校に通学することが受験条件である場合もあります。
そのような資格なら勉強環境に迷うことはありませんが、選択肢が多い食生活アドバイザーの場合は、迷う方が多いでしょう。
勉強する環境が決まらないと、なかなか資格取得に向けて踏み出すことができませんね。
食生活アドバイザーのベストな勉強環境を知りたい!「独学」「通信講座」「合格講座」を比較しよう
食生活アドバイザーの受験には必須条件がないので、自分で勉強環境を考える必要があります。
選択肢が多いと「どんな環境で勉強すべきかわからない…」と迷ってしまうもの。
でもいつまでも迷っているとなかなか勉強を始められませんよね。
あなに合った勉強方法を知るためには、勉強環境別にメリットやデメリットを比較してみることが大事です。
ただ何となく「独学が楽で良いかな」と選んでしまうと、思わぬデメリットがあるかもしれません。
せっかく勉強するなら、そのような失敗は避けたいですよね。
ここからは、「独学」「通信講座」「通学(合格講座)」の環境別に、メリットやデメリット、具体的な勉強方法を解説していきたいと思います。
今回の記事では、時間や場所などの「勉強環境」に特化してご説明していきますので、それぞれの勉強法の「費用」「教材」などの要素の比較はこちらの記事「食生活アドバイザーの全般的な勉強法を徹底比較!」でお伝えしたいと思います。
勉強環境以外の比較もチェックしたい方は、ぜひ合わせてご参考ください。
自宅でじっくり机に向かって勉強したい方におすすめ!独学で勉強する方法
学習環境 | 独学 |
費用 | テキスト代 |
教材 | 自分で購入する市販教材 |
学習場所 | 基本的に自宅 |
学習期間 | 特になし |
メリット | ・いつでも勉強を始められる ・自分のペースで勉強できる ・好きな場所で勉強できる |
デメリット | ・試験直前に慌てて始めてしまう恐れがある ・時間のペース配分が難しい ・自宅学習だと誘惑が多い |
まずはじめにご紹介する学習環境は、独学です。
食生活アドバイザーは、通信講座や通学が必須ではないので、独学で勉強をして試験だけ受けても問題ありません。
自分でテキストや問題集などの教材を買い、自分のタイミングで勉強を始めます。
自宅での勉強がメインになりますが、テキストを持ち歩き、通勤中やお昼休みなどに勉強することもできるでしょう。
学習期間は自分で決めることになりますね。
独学で勉強するメリット
それでは、独学の環境的なメリットから見ていきましょう。
いつでも勉強を始められる
独学は、いつでも好きなタイミングで勉強を開始できるメリットがあります。
思い立ったらすぐに書店でテキストを買って、その日のうちに勉強を始めることもできますね。
通信講座や合格講座に申し込んだり、教材が届くまで待つ必要もありません。
自分のペースで勉強できる
独学ならカリキュラムも時間割もありませんので、自分のペースで勉強できるメリットがあります。
今月は仕事があまり忙しくないからたっぷり勉強しておこう、今月は仕事が立て込んでいるからちょっと勉強のペースはおさえよう等、あなたの都合に合わせて進められるのが嬉しいですね。
好きな場所で勉強できる
独学なら好きな場所で勉強できるメリットもあります。
基本的には自宅で勉強することになりますが、平日は通勤中や職場、休日はカフェなど、テキストを持ち歩けば様々な環境で気分を変えて勉強できるのが良いですね。
独学で勉強するデメリット
独学は楽な環境で勉強できる学習方法ですが、以下のようなデメリットもあります。
試験直前に慌てて始めてしまう恐れがある
自分の好きなタイミングで勉強を始められるメリットがありますが、逆になかなか始められないケースもあるでしょう。
試験直前の時期になってから慌てて始めることになることも想定しておく必要がありますね。
時間のペース配分が難しい
学習時間のペース配分が難しいという難点もあります。
食生活アドバイザーの試験範囲は広く、覚えることがたくさんあります。
勉強時間が膨大にあれば良いのですが、限られた時間の中で勉強する場合はペース配分が重要です。
特定の分野に時間をかけすぎてしまうと、試験までに全範囲終わらないかもしれません。
自宅学習だと誘惑が多い
独学の場合は基本的に自宅で勉強することになるため、「誘惑が多くて勉強できない」というデメリットも考えられます。
勉強しようと机に向かっても、スマホをチェックしたりテレビを見てしまって集中できないことがありますよね。
せっかく机に座っていても、効率の悪い勉強になってしまうかもしれません。
独学で勉強する具体的な方法
ここまで、食生活アドバイザーを独学するメリットデメリットをご説明してきました。
自分の好きな時間と場所という自由な環境で勉強できるメリットはありますが、その自由がある反面、自分を律しないと上手く進められないデメリットもありますね。
それでは、独学の場合はどのような流れで勉強することになるのでしょうか。
勉強方法をご説明しましょう。
ステップ1:教材を準備する
独学の場合、教材の良し悪しが合格を左右することになります。
書店や通販で、テキストと問題集を購入することから始めましょう。
当サイトおすすめ教材はこちらの記事「食生活アドバイザーを独学するための教材ランキング!」でご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ステップ2:テキストと問題集を繰り返す
食生活アドバイザーのテキストは基本的に「テキスト&問題集」のタイプになっています。
各章のテキスト部分を読み、問題を解いて理解度をチェック。
間違っていればテキストに戻って復習するという流れを繰り返しましょう。
ステップ3:ノートを作成する
独学の場合は教材だけでなく、独自にノートを作って勉強することがポイントです。
問題を解いて間違えた部分はノートに書いて深くインプットするようにしましょう。
ノートの作成方法はこちらの記事「食生活アドバイザーの学習に効果的なノートの書き方!」で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
ステップ4:過去問で総まとめをする
「テキスト→問題集→ノートで復習」で一通りの試験範囲が終わったら、過去問を使って総まとめをしましょう。
食生活アドバイザーの過去問は、主催する協会から取り寄せる必要があるので少し面倒ではありますが、独学するためには必須アイテムと言えます。
過去問の入手方法はこちらの記事「食生活アドバイザーの過去問の入手方法と勉強方法」をご覧ください。
独学する場合は、このような流れで勉強するのがおすすめです。
デメリットとして挙げた「試験直前に慌てて始めてしまう恐れがある」「時間のペース配分が難しい」「自宅学習だと誘惑が多い」を解消するためには、計画的に行うことが大事です。
試験日から逆算して、余裕をもってステップ1~4を終えられるように計画を立ててくださいね。
スマホですきま時間に勉強したい方におすすめ!ユーキャンの通信講座で勉強する方法
学習環境 | 通信講座(ユーキャン) |
費用 | 受講料:39,000円 |
教材 | 郵送される指定教材 |
学習場所 | 自宅&スマホで外出中もOK |
学習期間 | 約4ヵ月(ユーキャン) |
メリット | ・カリキュラムを参考に勉強できる ・自分のペースで勉強できる ・スマホ教材で外出先でも勉強しやすい |
デメリット | ・決められた期間内に勉強できない場合がある ・時間のペース配分が難しい ・自宅学習だと誘惑が多い |
次にご紹介するのは、通信講座を受講して勉強する方法です。
食生活アドバイザーを取得するための講座を開講している通信講座は「ユーキャン」「学校法人 産業能率大学 総合研究所」「JMAM通信講座」がありますが、教材やカリキュラムが充実しているのはダントツでユーキャンでしょう。
3つのうちどの通信講座を受講しても良いのですが、ここではユーキャンの通信講座をご紹介したいと思います。
上表にまとめたように、ユーキャンは指定教材を使い決められたカリキュラムに沿って、約4ヵ月間勉強することになります。
教材はテキスト、問題集、副教材となっているのですが、初心者にもわかりやすく丁寧なのとても勉強しやすいでしょう。
さらに、スマホやタブレットでも見れるようにデジタルテキスト機能も搭載しているので、とても便利です。
また、添削や質問サービスがついていて、しっかり指導サポートしてもらうことができます。
通信講座で勉強するメリット
まずは通信講座ユーキャンで勉強する環境的なメリットから見ていきましょう。
カリキュラムを参考に勉強できる
通信講座はただテキストが送られてくるだけでなく、カリキュラムが決まっているので勉強しやすいメリットがあります。
決められたカリキュラムに沿ってテキストを読み、終わったら課題を解いて提出し添削指導を受けるという流れになるので、効率よく勉強できるでしょう。
自分のペースで勉強できる
また、ある程度のカリキュラムは決まっていますが、自分で調整しながら勉強できるメリットもあります。
学校に通学するような制限なく、プロの指導を受けられるところが嬉しいですね。
スマホ教材で外出先でも勉強しやすい
ユーキャンの通信講座の場合は、テキストや問題集がスマホやタブレットで見れる「デジタル教材」が充実しています。
自宅以外でも通勤中やカフェなどでも気軽に勉強できるという大きなメリットがあるのです。
自宅だと集中できないな…という日はカフェに行ってデジタル教材を使う、じっくり机に向かいたい日は自宅で紙教材を使うという使い分けができて便利ですね。
通信講座で勉強するデメリット
時間的、場所的にも良い環境で勉強できる通信講座ですが、以下のようなデメリットがあることも覚えておいてくださいね。
決められた期間内に勉強できない場合がある
ユーキャンの通信講座の目安は約4ヵ月です。
一般的にはちょうど良いペースなのですが、仕事が忙しくて今月は勉強できない…、子供が体調を壊してしまって課題提出が間に合わない…という場合には使いにくさがありますね。
完全に自分のペースで勉強したい方は独学が向いているでしょう。
時間のペース配分が難しい
これは独学にも言えることですが、通信講座も細かいペース配分は自分でする必要があるので、ついついサボってしまう可能性はあります。
予備校に通うように決まった時間に決まった勉強をするというような制限はないので、自主的に勉強する意識が求められますね。
自宅学習だと誘惑が多い
これも独学と同じデメリットですが、通信講座は基本的に自宅で一人で勉強する環境のため、誘惑に負けてサボってしまうこともあるでしょう。
ただし、ユーキャンの場合はスマホやタブレット学習も可能なので、自宅だとダラダラしてしまう…という方は、外出時のすきま時間にスマホでサクサク勉強するという方法もありますね。
通信講座で勉強する具体的な方法
ここまで、食生活アドバイザーを通信講座で勉強するメリットデメリットをご説明してきました。
ある程度決められたカリキュラムがありつつ、ある程度自分の好きなペースで勉強できるという、独学と通学の良いところ取りの勉強環境と言えるでしょう。
スマホ学習ができるため、学習環境が広がるメリットもあります。
ただし、独学同様に、サボりがちになること、イレギュラーなことがあると学習ペースについていけないというデメリットも考慮しなければなりません。
それでは、通信講座の場合はどのような流れで勉強することになるのでしょうか。
勉強方法をご説明しましょう。
( )の期間は、標準的なペースになります。2級と3級を同時に勉強する場合のモデルケースです。
ステップ1:ウォーミングアップ(~1週間)
はじめの1週間はウォーミングアップとして、1回目の添削課題を解いてみて、あなたの今の実力をチェックしましょう。
これをもとに学習計画を立てることができますね。
ステップ2:3級のテキストを読む(~1ヵ月)
ユーキャンのメインテキストは2級と3級が同じ内容になっていて、テキスト1、テキスト2の2冊にまとめられています。
2級のテストに必要な部分には「2級」マークがついているのです。
まずは、この2級の部分は飛ばして、3級に必要な部分だけ読んでいきましょう。
レッスンの終わりにあるミニ問題を解きながら理解を深めていきます。
ステップ3:3級の添削課題を提出する(~1ヵ月半)
3級のテキストと問題部分が終わったら、2回目の添削問題を解いて提出します。
戻ってきた添削指導を確認し、間違えた部分はテキストで復習しましょう。
ステップ4:2級のテキストを読む(~2ヵ月)
次はテキスト1と2の2級の「2級」マークの部分だけ読んでいきましょう。
その後、3級の勉強と同様にミニ問題を解きながら、弱点部分をつぶしていきます。
ステップ5:2級の添削課題を提出する(~3ヵ月)
3級の内容を勉強し終わったら、3回目の添削問題を解いて提出します。
2回目の時と同じように、戻ってきた添削指導を参考にじっくり復習しましょう。
ステップ6:総仕上げ(~4ヵ月)
最後の1ヵ月は総仕上げを行いましょう。
通信講座には、メインテキスト以外にもポイントブックや実践問題集もついていますので、できるだけ多くの問題を解いて実践力を鍛えることが大事です。
また、独学の部分でご紹介したように「過去問」をすることもおすすめします。
通信講座を受けるとそれだけで十分に思うかもしれませんが、過去問だけは取り寄せて解いておくと万全の試験対策ができますね。
ここまで通信講座の勉強法をお伝えしてきました。
通信講座のデメリットとして「決められた期間内に勉強できない場合がある」「時間のペース配分が難し」「自宅学習だと誘惑が多い」を挙げましたが、通信講座をスタートする前に、このような流れを頭に入れて、自分なりにスケジュールを立てることで回避できるでしょう。
通信講座のカリキュラムや添削指導に上手く頼りながらも、自主的に取り組むことが上手く勉強するコツですね。
通学して勉強するのが向いている方におすすめ!合格講座で勉強する方法
学習環境 | 通学(合格講座) |
費用 | 受講料:3級12,000円、2級18,000円 |
教材 | 郵送される指定教材 |
学習場所 | 全国の会場(東京、福岡、仙台、大阪、名古屋) |
学習期間 | 講座は1日のみ |
メリット | ・試験に向けてベストなタイミングで受講できる ・1日だけで済む ・集中して勉強できる |
デメリット | ・スケジュールが決まっている ・受講後に十分な試験対策ができない場合がある ・会場に行く必要がある |
最後にご紹介する方法は通学して勉強する方法です。
食生活アドバイザーの試験対策ができる学校はありません。
予備校のように通学する環境はありませんので、まず頭に入れておいてくださいね。
しかし、試験日の3週間前に実施される「合格講座」というものがありますので、通学して勉強したいという方は、この講座を受けることをおすすめします。
上表のように費用がかかること、会場が限られているなどの問題はありますが、以下のようにメリットが多いので、検討してみると良いでしょう。
合格講座で勉強するメリット
合格講座で勉強することで得られる環境的なメリットから考えていきましょう。
試験に向けてベストなタイミングで受講できる
食生活アドバイザーの合格講座は試験日の3週間前というベストな時期に行われます。
もし苦手な部分が判明しても3週間で克服する時間がありますし、中だるみしていても最後の3週間は緊張感をもって勉強できるでしょう。
独学や通信講座で勉強していると、ギリギリになって間に合わない!ダラダラ勉強してしまって本番前にモチベーションが下がった…など、ペース配分が上手くいかないことがありますが、この講座は試験本番に向けてベストなタイミングと言えます。
1日だけで済む
この講座は1日だけです。
午前と午後にたっぷりのカリキュラムが組まれているので、1日だけでも濃密な学習ができるでしょう。
独学や通信講座で毎日コツコツ勉強する時間がない…という方に嬉しい時短学習と言えますね。
集中して勉強できる
独学や通信講座の場合は自宅などで1人で勉強するため、ついついサボりがちになるでしょう。
合格講座の場合は、たくさんの受講生とともに講師の授業を受けるので、とても集中して勉強できるというメリットがあります。
勉強する環境としてはベストな状況と言えますね。
合格講座で勉強するデメリット
とてもメリットが多い合格講座ですが、以下のデメリットもあるのでご注意ください。
スケジュールが決まっている
この合格講義は、たった1日しか開催されません。
基本的に日曜日に行われるので、日曜日が休みの方は受けやすいですが、どうしてもスケジュールが合わない方も多いでしょう。
スケジュール的に縛りがあるのがデメリットと言えますね。
受講後に十分な試験対策ができない場合がある
試験日の3週間前に行われるため、もし苦手な分野が判明しても残り3週間でラストスパートできるでしょう。
でも、あまりにも苦手な部分が多い場合、3週間あっても仕事が忙しくて時間が取れない場合などは、十分な試験対策ができないかもしれませんね。
会場に行く必要がある
当たり前のことではありますが、この講義を受けるためには会場に足を運ぶ必要があるため、時間とお金がかかるでしょう。
そもそも遠すぎて行けないという方もいるかもしれません。
会場が限られているというデメリットが大きな問題と言えますね。
合格講座で勉強する具体的な方法
ここまで食生活アドバイザーの通学方法として「合格講義」を受講するメリットデメリットをご説明してきました。
食生活アドバイザーの勉強環境は基本的に自宅学習ですが、通学にこだわりたい方にはおすすめの勉強法と言えます。
具体的な勉強方法をご説明しましょう。
ステップ1:講座に申し込む
合格講座に参加するためには事前に申し込みが必要です。
認定機関の公式サイトから申し込み、郵便局かゆうちょ銀行で講義費用を支払いましょう。
同日使用する「合格講義用模擬問題集」などが送られてきます。
「公式テキスト&問題集」は事前に自分で購入して準備しておく必要があるのでご注意ください。
ステップ2:講義を受ける
当日は以下のような時間で、それぞれの科目を勉強することになります。
時間 | 午前:10:20~12:50、お昼休み12:50~13:40、午後13:40~16:10 |
科目 | 午前、午後それぞれ3科目ずつ |
カリキュラム | 3級:①ウェルネス上手になろい、②もてなし上手になろう、③買い物上手になろう、④段取り上手になろう、⑤生き方上手になろう、⑥やりくり上手になろう 2級:①栄養と健康、②食文化と食生活、③食品学、④衛生管理、⑤食マーケット、⑥社会生活 |
「合格講義用模擬問題集」をメインに使いながら授業が進められます。
講師に直接質問することも可能ですので、事前に聞きたいことをまとめておくと良いですね。
ステップ3:残り3週間で総まとめをする
この講義を受けることによって、苦手な部分が明確になるでしょう。
あとは公式テイスト&問題集で復習して苦手な部分をなくしていくことが大事です。
また、独学、通信講座の場合と同様に「過去問」を解いておく必要もあります。
講義を受けたから安心ではなく、講義を受けた上で明確になった直前対策を行いましょう。
この合格講座は上で挙げたように「スケジュールが決まっている」「受講後に十分な試験対策ができない場合がある」「会場に行く必要がある」というデメリットはありますが、それ以上に得るメリットが多いのでおすすです。
ただし、重要なことは、独学や通信講座で学習した上でこの合格講座を受けることです。
何も勉強せずにこの講義を受けただけで合格を狙うのは難しいでしょう。
食生活アドバイザーの環境別勉強方法まとめ
ここまで、食生活アドバイザーの環境別の3つの勉強法をお伝えしてきました。
まとめると以下になります。
学習環境 | 独学 | 通信講座(ユーキャン) | 通学(合格講座) |
費用 | テキスト代 | 受講料:39,000円 | 受講料:3級12,000円、2級18,000円 |
教材 | 自分で購入する市販教材 | 郵送される指定教材 | 郵送される指定教材 |
学習場所 | 基本的に自宅 | 自宅&スマホで外出中もOK | 全国の会場(東京、福岡、仙台、大阪、名古屋) |
学習期間 | 特になし | 約4ヵ月(ユーキャン) | 講座は1日のみ |
メリット | ・いつでも勉強を始められる ・自分のペースで勉強できる ・好きな場所で勉強できる |
・カリキュラムを参考に勉強できる ・自分のペースで勉強できる ・スマホ教材で外出先でも勉強しやすい |
・試験に向けてベストなタイミングで受講できる ・1日だけで済む ・集中して勉強できる |
デメリット | ・試験直前に慌てて始めてしまう恐れがある ・時間のペース配分が難しい ・自宅学習だと誘惑が多い |
・決められた期間内に勉強できない場合がある ・時間のペース配分が難しい ・自宅学習だと誘惑が多い |
・スケジュールが決まっている ・受講後に十分な試験対策ができない場合がある ・会場に行く必要がある |
このようなメリットデメリットを考慮して、あなたにとってベストな勉強環境を選んでくださいね。
もちろん、独学+通信講座+通学の3つ全ての方法で勉強しても良いでしょう。
万全な試験対策ができる方法を検討してくださいね。
食生活アドバイザーを目指すためには、あなたに合った勉強環境を整えることが大事
今回は、食生活アドバイザーを勉強する環境について考えてきました。
食生活アドバイザーは試験範囲が広く、専門的な知識も多いので、合格点を取るためには効率よく試験勉強できるような環境を整えることが大事です。
食生活アドバイザーの勉強方法は、「独学」「通信講座」「受験講座」があります。
それぞれのメリットデメリットを比較して、あなたにとって勉強しやすい環境はどれなのか考えてみてくださいね。
メリットが多い学習方法を選んだら、今回ご紹介した具体的な方法を参考に、実際に勉強を開始してくださいね。
難易度が高い食生活アドバイザーの試験ですが、勉強しやすい環境を整えれば、どなたにも合格のチャンスはあるでしょう。