食生活アドバイザーとは、食生活全般のスペシャリストであることを証明する資格です。
そのため、とにかく試験範囲が広く、食に関する専門知識もたくさん覚えなければなりません。
ある程度知識がある人なら良いですが、初心者の場合は勉強方法を間違えてしまうと苦労するでしょう。
食生活アドバイザーの試験対策には、様々な勉強方法があるので、内容を理解してあなたに合った方法で勉強することがとても大事です。
合わない方法で勉強してしまうと、せっかく勉強しても結果が出ずに、時間の無駄になってしまうかもしれませんね。
そこで今回の記事では食生活アドバイザーを目指すための「独学」「通信講座」「合格講座」の勉強内容を徹底比較したいと思います。
それぞれ勉強方法にはメリットもデメリットもありますので、デメリットを解消するために勉強方法もお伝えしたいと思います。
あなたの好みやライフスタイルに合わせた勉強方法を考えて、効率よく勉強していきましょう。
食生活アドバイザーはどんな方法で勉強すればいい?勉強方法を選ぶのが難しい
学生の頃の受験とは違い、大人になってからの受験は、仕事や家事や子育てと平行して勉強する必要があるため、ハードルが高いものです。
だから「どんな方法で勉強するか」がとても重要ですよね。
限られた時間の中で効率よく勉強する方法、モチベーションを維持しながら勉強できる方法を考える必要があります。
でも、食生活アドバイザーは学習内容が色々あるので悩んでしまいますよね。
食生活アドバイザーと似た食育資格として、「食育インストラクター」「食育アドバイザー」がありますが、この2つの資格は勉強方法が決まっています。
食育インストラクターは、初心者向けの級は指定された通信講座を受けること、プロ向けの級は通学などが必須条件となっています。
食育アドバイザーも指定された通信講座を受講することが条件です。
このように勉強方法が決まっている場合は、その内容に従って勉強すれば良いだけなので迷うことがないですよね。
しかし、食生活アドバイザーの場合は勉強方法が決まっていないので悩んでしまうのです。
食生活アドバイザーの勉強内容は「独学」「通信講座」「合格講座」がある!自分に合った勉強方法を選ぼう
食生活アドバイザーは自由に勉強方法が選べる自由度がある反面、どんな内容で勉強すれば良いか迷ってしまう難点もあります。
ただ漠然と「どんなふうに勉強しよう…」と思ってても時間だけが過ぎてしまいますよね。
まずはどんな勉強方法があるのか知り、自分に合った勉強方法を考えていきましょう。
食生活アドバイザーの試験対策として、3つの勉強方法があります。
- 1つ目は、教材を買って独学する方法。
- 2つ目は、通信講座を受けて勉強する方法。
- 3つ目は、協会が実施する合格講座に参加して勉強する方法です。
ただし、3つ目の合格講座は1日限定の集中講座となっているため、その1日だけで受験対策するのは難しいでしょう。
食に関する知識がある方の場合は、この講座だけ受けて食生活アドバイザーの試験の傾向を知り対策することができるかもしれませんが、初心者の場合は難しいです。
独学や通信講座で勉強してから、総まとめのために合格講座を受けるという流れが良いですね。
食生活アドバイザーの試験について
勉強方法を考えていく前に、食生活アドバイザーの試験について触れておきたいと思います。
試験の詳細がわからないと、勉強方法を選べないでしょう。
まず、この資格は2つの級に分かれています。
食を提供する立場から食改善を考える「2級」と、消費者の立場から食改善を考える「3級」があり、どちらも試験範囲は同じです。
ただし、3級の試験はマークシート形式のみですが、2級はマークシート形式+記述形式となっています。
2級は記述形式というだけでなく、ひっかけ問題などもあるため難易度がぐんと高くなっています。
3級は基礎問題、2級は応用問題と把握しておくと良いですね。
検定試験は年に2回、7月と11月に実施されています。
試験時間は90分で、午前中に3級の試験、午後に2級の試験というスケジュールで、3級と2級を一緒に受けることも可能です。
2021年の開催都市は、札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡となっています。
このように、食生活アドバイザーの試験は2級と3級があり、2級は難易度が高いこと。
年に2回実施される会場試験を受けることを覚えておいてくださいね。
それでは3つの勉強方法について詳しく解説していきましょう!
自分のペースで勉強したい方におすすめ!独学で勉強する方法
学習環境 | 独学 |
費用 | テキスト代 |
教材 | 自分で購入する市販教材 |
学習場所 | 基本的に自宅 |
学習期間 | 特になし |
メリット | ・テキスト代しか費用がかからない ・好きなテキストを選べる ・自分のペースで勉強できる ・好きな場所で勉強できる ・積極的に勉強できる |
デメリット | ・テキスト選びが難しい ・質問することができない ・弱点に気付きにくい ・ペース配分が難しい ・モチベーションが維持しにくい |
デメリットを解消するための勉強内容 | ・わかりやすいテキストを選ぶ ・ノートをフル活用する ・計画的に進める |
まずは、自分でテキストを購入し、独学で勉強する方法から見ていきましょう。
食生活アドバイザーの試験対策用の教材はとても充実しているため、複数の中から選ぶことができます。
最新版のテキストは「テキスト&問題集」の形になっているので、テキスト部分を読み進めながらミニ問題を解いていき、最後に模擬問題集を解くという流れが一般的です。
また、総まとめとして過去問を解くことも大事。
食生活アドバイザーのテキストは書店やネットで購入できますが、過去問は食生活アドバイザーを主催する協会から直接購入することになるので注意してくださいね。
過去問の購入方法は、こちらの記事「食生活アドバイザーの過去問の購入方法」をご参考ください。
独学のメリット
それでは、独学のメリットから見ていきましょう。
テキスト代しか費用がかからない
通信講座や合格講座を受ける場合には数万円の受講料がかかりますが、独学なら教材費しかかかりません。
数冊買っても数千円で済ませることができるでしょう。
好きなテキストを選べる
講座を受ける場合は、指定された教材に沿って勉強することになりますが、自分に合っていない教材だと勉強しにくい場合があります。
独学なら自分に合ったテキストを吟味して選ぶことができるメリットがありますね。
自分のペースで勉強できる
独学の一番のメリットと言えるのが、自分のペースで勉強できることです。
講座のように日程やカリキュラムが決まっているわけではないので、好きな時期に勉強をスタートすることができて、自分の好きなペースで進めることができますね。
好きな場所で勉強できる
独学は時間的な自由度だけでなく場所も自由に選ぶことができます。
基本的には自宅で勉強することがメインになりますが、通勤中やカフェなどでテキストを広げて勉強することもできますね。
積極的に勉強できる
独学のメリットは、受身にならずに積極的に勉強できることです。
教材やカリキュラムを与えられるわけではないので、自然と自分で考えて工夫しながら勉強する姿勢になるでしょう。
独学のデメリット
独学のメリット内容をお伝えしてきましたが、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。
テキスト選びが難しい
自由にテキストを選べるメリットがある反面、迷ってしまうというデメリットもあります。
食生活アドバイザーは人気資格ということもあり様々なテキストが販売されているので、さらに迷ってしまうでしょう。
質問することができない
独学の大きな難点と言えるのが、わからないことにぶつかった時に質問する相手がいないということ。
通信講座や合格講座を受ける場合は、講師に直接質問ができますが、独学の場合は解説などを調べて自力で理解するしかありません。
弱点に気付きにくい
独学で勉強していると、自分では弱点に気付きにくいというデメリットもあります。
テキストを読んで何となく理解した気になってしまう危険性があるのです。
ペース配分が難しい
独学は自分のペースで勉強できるメリットがある反面、そのペース配分を間違えてしまうと試験ギリギリになって試験範囲が終わっていなかった…などと失敗してしまう恐れがあります。
ペースが早すぎても遅すぎても集中力がを維持しにくいでしょう。
モチベーションが維持しにくい
一人で勉強するのは意外と孤独です。
そのため、モチベーションを維持しにくいというデメリットがあります。
いつも自宅で勉強していると「今日は疲れたから勉強しなくていいかな…」とサボりがちになってしまう難点もありますね。
独学のデメリットを解消するための勉強内容
ここまで、独学で食生活アドバイザーの勉強をするメリットデメリットをご説明してきました。
このようなメリットに魅力を感じた方は、独学で勉強することで合格が目指しやすくなるでしょう。
でも、同時にデメリットもあるので要注意。
以下のような方法でデメリットを解消することができれば、独学でスムーズに勉強していくことができるでしょう。
わかりやすいテキストを選ぶ
独学の難点は、「テキスト選びが難しい」「質問することができない」ということです。
これを解消するためには、わかりやすいテキストを選ぶことがポイントです。
「色々なテキストがあって迷ってしまう…」という方は、ぜひ「わかりやすさ」を重視してテキストを選びましょう。
食生活アドバイザーの試験内容は難易度が高いのでわかりにくいテキストを選んでしまうと、「わからない問題ばかりだけど、誰にも質問できない…」という恐れがあります。
でも、わかりやすい文章のテキスト、問題の解説が丁寧でわかりやすいテキストであれば、自力でもスムーズに理解できるでしょう。
当サイトおすすめのテキストは、こちらの記事「食生活アドバイザーのおすすめテキストをランキング形式でご紹介!」で詳しくご紹介していますので、「テキストを選ぶのが面倒!」という方は、こちらのテキストの中から選ぶと良いでしょう。
ノートをフル活用する
独学には「弱点に気付きにくい」という難点もあります。
通信講座の場合は添削指導を受けることで弱点を知ることができますが、独学だと気づきにくいもの。
そこでおすすめしたい方法は、ノートを作りフル活用することです。
間違った問題があれば、ノートに書き「どうして間違ったのか」「どうすれば解けるのか」など、客観的に見ることができます。
「テキストを読む→問題を解く→間違えたらノートに書く」を繰り返すことで、弱点対策がしやすくなります。
ノート学習の詳しい方法は、こちらの記事「食生活アドバイザーのノート学習の方法」の内容も参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
計画的に進める
最後にご紹介する方法は、計画的に進める方法です。
独学の難点である「スケジュール管理が難しい」「モチベーションが維持しにくい」を解消することができるでしょう。
食生活アドバイザーの試験日はあらかじめ決まっています。
この試験日をゴールとして、「①テキストを読む→②問題を解く→③間違えたらノートで弱点対策をする→④過去問で総まとめをする」というサイクルでスケジュールを立てましょう。
食生活アドバイザーの学習内容は6つの章に分かれていますので、1章ずつ①~③を何回か繰り返し、全ての章が終わったら④の過去問で総まとめをするという流れが良いですね。
スケジュールノートを作成し、あなたなりの計画を立ててくださいね。
ここまで食生活アドバイザーを独学するメリットデメリット、さらにデメリットの解消法をご紹介してきました。
独学のメリット内容に魅力を感じる方は、ぜひこの解消法を参考にして、独学で合格を目指す方法を模索してくださいね。
もっと詳しい独学での一般的な学習方法はこちらの記事「食生活アドバイザーを独学で勉強する方法徹底解説!」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
効率よく勉強したい方におすすめ!通信講座で勉強する方法
学習環境 | 通信講座(ユーキャン) |
費用 | 受講料:39,000円 |
教材 | 郵送される指定教材 |
学習場所 | 自宅&スマホで外出中もOK |
学習期間 | 約4ヵ月(ユーキャン) |
メリット | ・カリキュラムに沿って勉強できる ・好きな時間に勉強できる ・スマホやタブレットで勉強できる ・添削指導で弱点がわかる ・質問することができる |
デメリット | ・費用がかかる ・課題提出が大変 ・受身になりがち |
デメリットを解消するための勉強内容 | ・自分のペースに合わせたスケジュールを考えて受講する ・実践問題集とポイントブック本を活用する |
次にご紹介する方法は通信講座を受講して勉強する方法です。
食生活アドバイザーの認定通信講座は「ユーキャン」「学校法人 産業能率大学 総合研究所」「JMAM通信講座」があります。
どの講座を選んでも良いのですが、おすすめはダントツでユーキャンでしょう。
3つの講座は食育アドバイザーの公式サイトから見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
ユーキャンが、教材、カリキュラム、サポート体制ともに優れていることがわかると思います。
若干費用が高いという難点はありますが、せっかく通信講座を選ぶならユーキャンを強くおすすめします。
この記事ではユーキャンを例にお話していきたいと思います。
上表のように、ユーキャンは指定教材を使い決められたカリキュラムに沿って、約4ヵ月間勉強するカリキュラムが組まれています。
テキストを読んで内容を理解したら課題を解いて提出。添削指導を受けるという内容となっています。
詳しい内容は以下のメリットを見て確認してくださいね。
通信講座のメリット
通信講座(ユーキャン)で勉強する場合、以下のようなメリットがあります。
カリキュラムに沿って勉強できる
通信講座の場合は、あらかじめカリキュラムが決められているので、それに沿って勉強できるメリットがあります。
ユーキャンの場合は約4ヵ月で試験対策ができる流れになっています。
好きな時間に勉強できる
通信講座はある程度カリキュラムが決まっていますが、基本的に好きな時間にできるという気楽さあります。
通信講座は、独学のように自由な時間に勉強できて、通学のように学習内容が決まっているので、非常に便利な勉強方法と言えますね。
スマホやタブレットで勉強できる
ユーキャンの通信講座の場合、メインは紙のテキストや問題集ですが、それらの教材をスマホで見ることもできます。
このデジタル教材は大きなメリットと言えるでしょう。
通勤途中や会社での昼休みや家事の合間など、ちょっとしたすきま時間に勉強できるのが嬉しいですね。
添削指導で弱点がわかる
通信講座は、ただテキストが送られてくるだけでなく、添削指導がついているのが一般的です。
課題を解いて提出すると、専門講師が丁寧に添削指導してくれるので、あなたの弱点はどこなのか知ることができます。
客観的にどの程度できていて、どの程度できていないのか教えてもらうことができるので、効率良く弱点克服できるでしょう。
質問することができる
ユーキャンの通信講座には添削指導だけでなく質問サービスもついています。
勉強する中でわからない問題や疑問点などがあれば、質問することが可能。メールや郵便でいつでも質問できるのでとても心強いです。
通信講座のデメリット
通信講座の中でもユーキャンの食生活アドバイザーの講座には特にメリットが多いです。
でも、以下のようなデメリットもあるので把握しておいてくださいね。
費用がかかる
通信講座は上表のように費用がかかるという難点があります。
ユーキャンの場合は、テキストもサポート体制も揃ってこの金額なので高くはありませんが、テキストだけを購入して独学する場合と比較すると高いと感じますね。
課題提出が大変
通信講座はただテキストを見て勉強するのではなく、課題を提出して添削指導を受けることが目的となります。
これが通信講座のメリットなのですが、忙しい方の場合「課題提出が間に合わなくて続けられなかった…」というケースが意外とあります。
仕事や子育てに忙しいと、課題提出がストレスになってしまうかもしれません。
受身になってしまう
通信講座は教材やサポート体制が非常に充実しているので、自宅に居ながらにして学校に通っているような学習ができるでしょう。
しかし、勉強するための環境が整いすぎてしまうことで、どうしても受身になってしまうという心配もあります。
独学のほうが、工夫して学習しようという意識が高くなるかもしれませんね。
通信講座のデメリットを解消するための勉強内容
ここまで、独学で食生活アドバイザーを通信講座で勉強するメリットデメリットをご説明してきました。
このようなメリットに魅力を感じた方は、通信講座で勉強することで合格が目指しやすくなるでしょう。
でも、同時にデメリットもあるので対策を考える必要があります。
以下のような方法でデメリットを解消することができれば、通信講座で賢く勉強できるはずです。
自分のペースに合わせたスケジュールを考えて受講する
「課題を提出するのが大変」という場合は、自分に合わせたスケジュールで通信講座を受講するようにしましょう。
ユーキャンの通信講座の学習期間の目安は4ヵ月です。
しかし、都合が悪くて学習が遅れてしまった場合は、受講開始から12ヵ月までサポートしてもらうことができます。
忙しい方で4ヵ月だと課題提出ができないかも…という方は、試験日から逆算して早めに通信講座を始めるようにしましょう。
そうすれば、「ギリギリになって課題提出が間に合わなかった…」という失敗がなくなりますね。
実践問題集とポイントブック本を活用する
通信講座の難点は「受身になりがち」ということです。
これを解消するためには、ユーキャンの教材をフル活用することをおすすめします。
ユーキャンの通信講座では、メインテキスト以外に実践問題集とポイントブック本がついています。
この2つの副教材は自主学習にとても便利なアイテムです。
実践問題集はたっぷりの問題が収録されているので、繰り返し解くことで苦手な分野をつぶしていくことができるでしょう。
ポイントブック本には、特に出題率の高い重要ポイントがまとめてあるので、総まとめ学習に最適です。
ここまで食生活アドバイザーを通信講座で勉強するメリットデメリット、さらにデメリットの解消方法ご紹介してきました。
残念ながら「費用がかかる」というデメリットの解消方法はありませんが、それ以外のデメリットは勉強方法を工夫することで解消できるでしょう。
通信講座のメリット内容に魅力を感じる方は、この解消法を実践して、独学で合格を目指しましょう。
試験直前対策したい方ににおすすめ!合格講座で勉強する方法
学習環境 | 通学(合格講座) |
費用 | 受講料:3級12,000円、2級18,000円 |
教材 | 郵送される指定教材 |
学習場所 | 全国の会場(東京、福岡、仙台、大阪、名古屋) |
学習期間 | 講座は1日のみ |
メリット | ・直前対策に最適 ・1日だけで充実した学習ができる ・モチベーションを上げられる |
デメリット | ・スケジュールが決まっている ・会場に行く必要がある ・試験対策が間に合わない場合がある |
デメリットを解消するための勉強内容 | ・総仕上げ対策として利用する |
最後にご紹介する方法は、食生活アドバイザーの認定機関が主催する「合格講座」です。
毎年、試験日の3週間前に全国の会場で実施されます。
上記にあるように講座は1日のみの開催です。
配布される「合格講義用模擬問題集」と、事前に準備した「公式テキスト&問題集」を使い授業が進められます。
受験講座のメリット
合格講座で勉強するメリットから見ていきましょう。
直前対策に最適
この講義は試験日の3週間前に行われるので、直前対策として最適です。
講義を受けることで、苦手分野をあぶり出すことができるので、残り3週間でしっかりラストスパートすることができるでしょう。
もし不足している部分が多く見つかっても3週間あれば十分対策が可能ですね。
1日だけで充実した学習ができる
この講座は1日だけです。
午前:10:20~12:50、お昼休み12:50~13:40、午後13:40~16:10と充実の内容となっています。
仕事が忙しい方、小さなお子様がいてなかなか学習時間が確保できないという方にとって、1日だけで充実した学習ができるのは嬉しいですね。
モチベーションを上げられる
食生活アドバイザーの学習方法は基本的に自宅で一人で学習する内容です。
予備校などに通学して勉強する方法はありません。
そのため、この合格講座は実際に対面講義が受けられる貴重な機会と言えます。
独学だとモチベーションが下がってしまう…という方も、ラスト3週間のところでモチベーションが一気に上がるでしょう。
直接講師に質問できたり、同じ学習者と交流ができるメリットもありますね。
受験講座のデメリット
メリットが多い合格講座ですが、以下のようなデメリットもあります。
スケジュールが決まっている
食生活アドバイザーの合格講義は、1日だけしか開講されません。
1日しかチャンスがないと、仕事や私用でどうしても参加できない…という方も多いでしょう。
通信講座や通学などに比べると、日数的な制限があるというデメリットがありますね。
会場に行く必要がある
この講義は全国で数ヵ所の会場でしか開講されません。
たまたま会場が近い方は良いですが、遠すぎて行くことが難しいという方もいるでしょう。
行ける場合でも交通費や時間がかかるデメリットもあるかもしれませんね。
試験対策が間に合わない場合がある
この講義に参加して実際に講師から授業を受けることで、理解できていない分野が見えてくるでしょう。
残り3週間で苦手分野の克服ができる場合は良いですが、あまりにも理解できていないことが多すぎて間に合わない場合もあります。
せっかく講義を受けても、本番試験に活かせないのはもったいないですね。
合格講座のデメリットを解消するための勉強内容
このように合格講義は、直接講師から授業を受けられる貴重な機会ということで、得られるメリットは多いです。
しかし一方で、日程や場所に関する縛りがあるというデメリットもあります。
この2点に関しては、どうしても日程が合わない、遠くて行けないという方は解決策はないでしょう。
しかし、「試験対策が間に合わない場合がある」というデメリットは対策があります。
それは、総仕上げ対策としてこの講義を受けることです。
総仕上げ対策として利用する
あまり勉強をせずにこの合格講義を受けて試験対策をしようと考える方もいますが、この講義だけで十分な試験対策をすることは難しいでしょう。
この合格講座を賢く活用するためには、総仕上げ学習として利用するのが賢明です。
独学や通信講座で一通りの学習をした上で、プロの講師から講義を受ければ、細かい部分までしっかり理解することができるので、万全の試験対策ができるでしょう。
この合格講義は上表のように費用もかかりますし、時間もかかります。
せっかく参加するなら、「わからないことばかりで、あまり効果がなかった…」と無駄にならないようにしたいですね。
食生活アドバイザーの勉強方法はメリットデメリット内容を確認して自分にあった方法を選ぼう
今回は食生活アドバイザーの全般的な勉強方法について解説してきました。
この資格は試験範囲が広く難易度が高いため、どんな方法で学習するかが合格を勝ち取る重要なカギになります。
試験対策として、「独学」「通信講座」「合格講座」という3つの学習方法があります。
どの学習方法が良いということはなく、あなたに合った学習方法を選ぶことが大事です。
今回ご紹介したメリットデメリットを考慮して、あなたが学習しやすい内容の勉強方法を選ぶことで、効率よく合格を目指せるでしょう。
それぞれの学習方法にメリットだけでなくデメリットがありますので、そのデメリットを解消できるような方法で学習すると良いでしょう。