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食生活アドバイザーは自力で合格を目指すことは可能⁉独学で勉強する方法を解説!

食生活アドバイザーは自力で合格を目指すことは可能⁉独学で勉強する方法を解説!

白石麻衣さんや仲里依紗さんのユーキャン通信講座のCMでも有名になった食生活アドバイザーですが、「通信講座を受けるのはお金がかかるから独学で頑張りたい」という方も多いでしょう。

でも、そもそも食生活アドバイザーは自力で勉強することは可能なのでしょうか。

この資格は食生活全般のスペシャリストであることを認める資格です。食生活に関わる知識は多岐にわたりますよね。

膨大な知識を覚える必要があるので、簡単に取れる資格ではありません。

でも、しっかり勉強計画を立ててコツコツ真面目に勉強すれば、どなたにも合格のチャンスはあります。

今回は、食生活アドバイザーの試験に向けて自力で勉強する方法をご紹介したいと思います。

「教材を準備する」「スケジュールを立てる」「学習を開始する」と計画的に行うことが大切です。

独学で勉強したいけど何から手をつけて良いかわからない…という方はぜひ参考にしてくださいね。

食生活アドバイザーは自力で合格できる?難易度が高い資格だから初心者には無理?

食生活アドバイザーは自力で合格できる?難易度が高い資格だから初心者には無理?

食生活アドバイザーは数ある食育資格の中でも人気が高い資格です。

食生活全般的な知識を備えたプロフェッショナルであることを認める資格で、3級は「消費者の立場」から、2級は「食を提供する立場」から食の改善を目指す内容となっています。

多くの芸能人が取得していることも人気の理由ですが、家庭でも仕事でも活かせる資格として人気が高いのです。

しかし、課題を提出すれば取得できるような簡単な資格とは違い、難易度が高い資格でもあります。

だから「自力では無理そう…」と思う方が多いのです。

まずは、この「食生活アドバイザーは難易度が高いから独学は無理そう」という問題から考えてきたいと思います。その問題から独学するためのヒントを見つけましょう。

食生活アドバイザーの難易度が高いのは、「出題範囲が広い」「出題形式が難しい」からです。

出題範囲が広い

食生活アドバイザーとは、食生活全般的な知識を身につけた上で、家庭や職場で食のプロフェッショナルとして改善や提案ができる人のことです。

そのため、身につけなくてはいけない知識は幅広く、出題範囲が広いのです。

具体的には、栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活の6つのテーマの勉強をすることになります。

3級は基礎的、2級は応用的な問題が出題されますが、基本的な出題範囲は同じです。

実際の試験では、この6科目から満遍なく出題されるため、網羅的に勉強する必要があるという難しさがあるのです。

出題形式が難しい

出題範囲が広いだけでなく、出題形式も難しいという問題もあります。

以下の表をご覧ください。

出題形式 合格基準
3級 3級理論問題 マークシート形式 50問 1問2点、60点以上合格(100点満点)
2級 2級理論問題 マークシート形式 42問+記述式13問 選択問題1問2点・記述問題1問3点、74点以上合格(123点満点)

午前に3級の試験、午後に2級の試験という流れになっていて、3級と2級をダブル受験することも可能です。

3級はマークシート形式だけですが、2級と同じ試験範囲なので決して簡単ではないでしょう。

さらに2級は記述問題も加わるのでさらに難易度が高くなります。難しい重要語句も漢字で書かなければなりません。

また2級のマークシート問題は、選択肢が増え「該当なし」が加わるのが特徴。5択を全てつぶさないと「該当なし」を導くことができないので難易度がぐんと上がるのです。

ひっかけ問題も少なくないため、正しい知識が必要になります。

 

このように、食生活アドバイザーは出題範囲、出題形式から、難易度の高さが伺えますね。初心者にはハードルが高い資格であることは間違いありません。

だから、「自力で勉強して合格するのは無理そう…」と思う方が多いのです。

食生活アドバイザーの難易度については、こちらの記事「食生活アドバイザーの難易度や合格率について徹底解説!」でご説明しますので、気になる方はぜひご覧ください。

食生活アドバイザーは自力で勉強できる!独学で合格を目指す勉強法

食生活アドバイザーは自力で勉強できる!独学で合格を目指す勉強法

食生活アドバイザーの試験は、他の食育資格に比べて難易度が高いことは事実です。

出題範囲が広く、出題形式が難しいことが理由であることをお伝えしてきました。

だから、「自力では無理そう…」と不安になる方が多いでしょう。

しかし、この難しさを対策する方法で勉強すれば、どなたでも自力で合格を狙うことはできます。

その方法とは、正しい教材を準備し、スケジュールを立てた上で勉強を開始するという計画的な勉強法です。
詳しくご説明してきましょう。

教材を準備する!公式テキストを過去問を準備しよう

独学するために重要なことは良い教材を準備することです。

通信講座を利用する場合とは違い、独学の場合は全て自分で学習する必要があるので、頼れるものは教材だけと言っても過言ではありません。

食生活アドバイザーは出題範囲が広く、網羅的に出題されるため、苦手分野を作らないようにすることが大事です。

そのためには、わかりやすく学びやすい教材が必要ですね。

自力で試験対策するなら、おすすめは公式テキストと過去問です。

公式テキスト

公式テキストとは、食生活アドバイザーの認定機関である一般社団法人FLAネットワーク協会が直接出版している本で、テキストと問題集が一緒になった教材です。

食生活アドバイザーは人気資格ということもあり、複数の出版社が様々なタイプのテキストを出版しているのですが、認定機関が作ったテキストが最も信頼できる内容と言えます。

全ての試験範囲をバッチリ網羅しているので、全分野をくまなく勉強できますね。

自力で勉強するならベストの教材でしょう。

2級と3級それぞれのテキストがあるので、受ける級に合わせて購入するのがおすすめ。

2級と3級は試験範囲が同じなのですが、出題形式は違うため、認定機関はそれぞれの級のテキストで勉強することを推進しています。

独学におすすめのテキストはこちらの記事「食生活アドバイザーを独学するならこの教材がおすすめ!」でも詳しく解説しておりますので、ぜひ合わせてご参考ください。

過去問

試験対策として揃えておきたいのが過去問です。

公式テキストにはたくさんの模擬問題がありますが、やはり実際に出題された問題の慣れておく必要があるでしょう。

食生活アドバイザーが独学では難しい…と思う理由は「出題範囲が広すぎる」「出題形式が難しい」ということが挙げられるとご説明しました。

過去問を解くことで、膨大な試験範囲の中から「出題されやすい分野」がわかるようになるので、その部分を重点的に学習できるようになります。

さらに出題形式になれることもできるでしょう。

効率よく独学を進めるためには必須教材と言えますね。

ただし、食生活アドバイザーの過去問の入手方法は書店や通販では購入できませんのでご注意ください。

一般社団法人FLAネットワーク協会から直接購入することになります。

販売期間も決まっていますので、まずは協会の公式サイトから販売期間を確認。期間内に郵便局かゆうちょ銀行へ行き代金を振り込むと、1週間~10日ほどで過去問が届く流れになります。

過去問の入手方法はこちらの記事「食生活アドバイザーの過去問の入手方法と活用法について」で詳しくご説明していますので、詳細を知りたい方はチェックしてみてくださいね。

自力で合格を目指すなら、このように公式テキストと過去問が必ず揃えておきたいですね。

「出題範囲が広い」「出題形式が難しい」という難易度さの対策することができるでしょう。

どちらも認定機関が直接作っている教材なので、網羅性と信頼性があり、独学でも安心して学習することができるメリットもありますね。

スケジュールを立てる!1日単位、1週間単位で考えよう

公式テキストと過去問を準備したら、スケジュールを立てていきましょう。

ここでノートも1冊準備してくださいね。スケジュールを記入するためと、復習用にも使います。

食生活アドバイザーは「出題範囲が広い」ため、計画的に進めることが大事。

通学や通信講座のようにカリキュラムが設定されているわけではないので、ペース配分を間違えると試験当日まで試験範囲が終わらないかもしれません。

と言っても、それほどキッチリ計画を立てる必要はないでしょう。

決めるポイントは、1日に学習する時間、1週間単位で学習する内容です。

1日で学習する時間

食生活アドバイザーの学習をスタートさせたら、毎日コツコツ取り組むことが大事です。

休日にガッチリ数時間勉強して平日は全くしない、という勉強法もあります。

でも、この資格は試験範囲が広く、覚えるべきことも多いので、毎日少しずつ頭に入れていく必要があるからです。

そこでまずは、1日の学習する時間を決めましょう。

例えば平日は仕事の方の場合は、平日は1日1時間、土日は1日3時間と決めても良いですね。

1週間で学習する内容

次に1週間単位で学習する内容を決めましょう。

毎日学習内容を決めておく方法もありますが、どうしても「今日は仕事が遅くて勉強できない…」などの都合によりペースが乱れることがあるでしょう。

1週間単位で決めておけば、もし勉強できない日があっても1週間の中で調整することができるので、ペースを乱すことなく進められますね。

食生活アドバイザーは3級、2級に分かれていて、それぞれ6章ずつの内容に分かれています。

3級と2級のダブル取得を目指す場合の例として、以下のスケジュールをご覧ください。

学習日程 学習項目
1ヶ月目 1週目 3級・1章 ウエルネス上手になろう
2週目 3級・2章 もてなし上手になろう
3週目 3級・3章 買い物上手になろう
4週目 3級・4章 段取り上手になろう
2ヶ月目 5週目 3級・5章 生き方上手になろう
6週目 3級・6章 やりくり上手になろう
7週目 2級・1章 栄養と健康
8週目 2級・2章 食文化と食習慣
3ヶ月目 9週目 2級・3章 食品学
10週目 2級・4章 衛生管理
11週目 2級・5章 食マーケット
12週目 2級・6章 社会生活
4ヵ月目 13週目 過去問
14週目 総まとめ

このように、まずは3級の各章を1週間ずつ学習し、次に2級の各章を1章ずつ勉強します。

一通りの学習が終わったら過去問、総まとめという流れで直前対策をしていきましょう。

これは一例なので、あなたの学習しやすい方法でスケジュールを立ててみてくださいね。

はじめに、テキストを大まかに見て、「『栄養と健康』の部分は知っている知識が多いから1週間できそう。

でも『衛生管理』は知らないことばかりだから2週間必要」など、無理なく勉強できるスケジュールを組みましょう。

学習を開始する!6ステップで進めよう

それでは、実際にどのように学習を進めれば良いのでしょうか。

自力でも勉強しやすいステップ1~6の進め方をご説明したいと思います。

ステップ1:1章ずつテキストを読む

公式テキストを1章ずつじっくり読んでいきます。

本文、欄外の重要語句などを読んで覚えていきましょう。

ステップ2:1章ずつ模擬問題解く

公式テキストの各章の最後にある模擬問題を解きます。

ステップ3:答え合わせをしてテキストで復習する

答え合わせをして間違った部分は解説を読みます。

公式テキストについている模擬問題の解説はとても丁寧に書かれているので、初心者の方でも理解しやすいでしょう。

さらに、該当するテキスト部分を読んで復習し、しっかり知識を定着させましょう。

ステップ4:間違えた部分をノートにまとめる

解説→テキストとチェックしたら、その内容をノートにまとめましょう。

ただテキストの文章を丸写しするのではなく、できるだけ自分の言葉で書くことがポイントです。

自分なりの覚え方や語呂合わせなどを書いておくと良いですね。

ノートの書き方については、こちらの記事「食生活アドバイザーのノート学習方法」でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

2級の場合は記述問題があり、重要語句を漢字で書く必要があります。

しっかりノートに漢字で書くことで、解く力を鍛えていきましょう。

このような1~4のステップで進めていくとスムーズです。

ただし、1つの章を1周しただけでは不十分でしょう。

この1~4ステップを数回繰り返して、その章の内容がしっかり習得できたことを確認してから次の章に進むことが大切です。

上の章でご紹介したスケジュールを参考にすると、1週間で1~4ステップを数回繰り返して1つの章を確実に覚えることを目標にしていきましょう。

ステップ5:過去問を解く

全ての章を一通り学習し終わったら、過去問を解いてみましょう。

過去問を解く際のポイントは以下になります。

  • 間違った問題は解説をじっくり読む
  • 間違った問題があるテキスト部分を復習する
  • 苦手な部分をノートにまとめておく
  • よく出る問題の部分をテキストにチェックしておく

このような流れで過去問とテキストを行ったり来たりしながら勉強していきましょう。

過去問を解く時はダラダラ解くのではなく、本番と同じような環境で集中して解くことも大事です。

本番の練習として、実践力を鍛えていきましょう。

過去問での勉強方法は、こちらの記事「食生活アドバイザーの過去問で効率よく試験対策する方法」でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

ステップ6:総まとめをする

最後のステップは総まとめです。

テキスト、問題集、自作ノートを使って最後のチェックをしていきましょう。

公式テキストの本文は重要語句が赤字になっていて赤シートでチェックできる内容になっています。

本当に大事な語句だけ抜粋してあるので、最終チェックをするのに最適です。

自作ノートを作る時にも、重要語句は赤ペンなどで書いておくと、赤シートチェックができるので良いですね。

 

このように勉強内容をある程度キッチリ決めてから勉強をスタートさせると良いでしょう。

食生活アドバイザーの難しさは、「出題範囲の広さ」「出題形式の難しさ」にあり、これが独学のネックになることをお伝えしました。

しかし、このような方法でコツコツ勉強することで、「出題範囲の広さ」「出題形式の難しさ」の対策ができるはずです。

スケジュールを調整することも大事

でも、実際に勉強をはじめてみて「この部分はあっさり覚えられた」「この部分はなかなか覚えられない…」などのバラつきは当然出てきます。

その場合は、スケジュールを調整しながら進めていくことも大事ですね。

勉強すべき内容が早く終わった場合は次の週の内容を進めておくようにすれば、過去問が総まとめの時間がたっぷり取れるので余裕をもって試験に備えることができますね。

食生活アドバイザーを自力で目指すなら計画的に勉強することが大事

今回は、食生活アドバイザーを自力で目指す学習方法についてご紹介してきました。

この資格は「試験範囲の広さ」「出題形式の難しさ」があるため、難易度は高いです。

短期間で集中的に独学するのは難しいでしょう。

通信講座を利用せずにお独学で試験に挑むなら、しっかり学習計画を立てて進めることをおすすめします。

テキストと過去問集と準備し、無理なく学習できるスケジュールを立てること。その上でコツコツ計画的に勉強を進めることが大切です。

そうすれば、広い試験範囲を網羅的に勉強することができて、難しい出題形式にも対応する力がつくはずです。

計画的に学習することで「こんなにしっかり頑張ったからきっと大丈夫!」という自信と安心にも繋がりますね。

試験直前に慌てたり不安になることがないように、コツコツ真面目に勉強に取り組みましょう。