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食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すれば取得できる?7月と11月の試験に向けた勉強期間は4ヶ月がおすすめ!

食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すれば取得できる?7月と11月の試験に向けた勉強期間は4ヶ月がおすすめ!

白石麻衣さんや仲里依紗さんが取得したことでも有名な食生活アドバイザー。

食育資格の中でも人気が高い資格なので、挑戦してみたいとお考えの方は多いでしょう。

でも、忙しい毎日の中で試験勉強するのは大変なことでもあります。

だから「食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すれば取得できるの?」と勉強期間が気になりますよね。

また、食生活アドバイザーは試験日が決まっているので、それに合わせて勉強期間を考える必要もあります。

随時受験できる資格もありますが、食生活アドバイザーの試験は7月と11月に行われる2回だけなので、その日程に合わせる必要があるのです。

そこで今回は、食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すれば良いのか、年に2回の試験に向けた勉強期間を考えていきたいと思います。

結論から申し上げますと、3級だけ、2級だけの場合は約3ヶ月、2級と3級を併願受験する場合は約4ヶ月は必要でしょう。

この期間の中で勉強していく具体的な方法もご紹介してきたいと思います。

食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すればいいの?

食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すればいいの?

管理栄養士などの国家試験は難易度が高いので、1年かけて勉強する方が多いでしょう。

資格試験や大学試験などは日程も決まっているので、あまり迷うことはないですね。

また難易度が低い資格の場合も、あまり迷いがありません。

民間の食育資格の中には、1ヶ月ほど勉強するだけで取得できる初心者向けの簡単な資格も多いです。

自宅受験が多く、好きなタイミングで随時受けられるので、何ヶ月勉強すべきか迷うことはないでしょう。

しかし、食生活アドバイザーは、国家資格ほどの勉強量は必要ありませんが、初心者向けの食育資格よりは長期間勉強する必要があるという、学習期間がわかりにくい資格なのです。

また、2級と3級の2つの級に分かれているので、それぞれの勉強時間の違いもわかりにくいですよね。

しかし、この資格試験は年に2回しかチャンスがないので、慎重に勉強時間を考えないと「試験直前だけど、試験範囲がまだ終わっていない…」となってしまうかもしれません。

何ヶ月勉強すべきかわからないと的確な勉強計画が立てられないので、いつまでたっても本腰を入れられませんね。

食生活アドバイザーの学習期間を知るためには試験概要を確認しておこう

食生活アドバイザーの学習期間を知るためには試験概要を確認しておこう

食生活アドバイザーは勉強期間がわかりにくい資格ではありますが、的確に学習計画を立てるためには、勉強期間をハッキリさせたいですよね。

勉強期間を何ヶ月にすべきか考えるためには、試験概要を確認しておくと良いでしょう。

まず、受験日を確認すれば、ゴールがいつなのか設定することができますね。

また、出題形式や試験範囲がわかればある程度難易度を知ることができるので、学習期間を考えやすくなります。

以下の試験概要をご覧ください。

受験日 受験時間 出題形式 合格基準
3級 7月第2日曜日、11月第4日曜日 10:30~12:00 マークシート問題50問 1問2点、60点以上合格(100点満点)
2級 13:30~15:00 マークシート問題 42問+記述問題13問 選択問題1問2点・記述問題1問3点、74点以上合格(123点満点)

3級はマークシート問題のみですが、2級は記述問題が加わるので難易度がぐんと上がりますね。合格点も高くなります。

3級、2級の受験時間は午前と午後になっていてどちらも90分。

2級は難しい内容になりますが、制限時間は同じなので難しさを感じますね。

3級と2級を併願受験することも可能です。

次に、3級と2級の試験範囲を見てみましょう。

科目 3級 2級
①栄養と健康 健康になるための3本柱「栄養・運動・休養」の視点から、健康について広い視野で捉えていく 基礎知識を踏まえて、トータル的に健康に関するアドバイスをする方法や、現代人の「健康」の意味を考える
②食文化と食生活 食習慣やマナー、テーブルコーディネーションなどを学びながら、食事を美味しく、楽しいものにするための基礎を身につける 行事食などの食文化や、食習慣や食事マナー、テーブルコーディネーションに加えて食配膳ルールまで、より専門的な内容を身につける
③食品学 実生活の中でのスーパーやコンビニでの利用術を学び、賢く買い物することと、安心安全な食材を選ぶことが目的 食品の期限表示、食品表示チェック、食品の分類と概要など、環境問題から食品添加物まで、より専門的な内容身につける
④衛生管理 食中毒予防のための衛生管理など、家庭の食卓をテーマに沿った衛生管理について身につける 食中毒予防のための衛生管理、ゴミ処理問題、リサイクル問題などの環境問題に関して、プロ目線での衛生管理について学習する
⑤食マーケット 消費者として小売の形態、流通、物流について学んでいきます。 「ミールソリューション」「ホームミールリプレースメント」という現代の食業界の実態、食品販売、メニューメーキングなど、フードサービスに役立つ知識を勉強していきます。
⑥社会生活 日常生活に活かすために知恵、社会の仕組みを学び、より広い視点で食改善ができるようにする 「ヒト・モノ・カネ・情報」を通して、経済と消費の仕組み、消費者問題、環境問題、IT社会における消費生活まで考えていく

このように、3級も2級も試験範囲は基本的に同じです。

①栄養と健康、②食文化と食習慣、③食品学、④衛生管理、⑤食マーケット、⑥社会生活の6つの科目を勉強する必要があります。

食育資格は栄養や食習慣などを覚えるイメージがあるかもしれませんが、この資格は食マーケットから社会生活まで、広い範囲の知識が必要になるのです。

内容を見ていただくと、様々な知識を勉強することがわかるでしょう。

3級と2級の違いは、どんな立場から食に関して考えるかということ。

3級は「消費者」の立場から実生活における食改善を目的としています。

2級は「食を提供する立場」から実務的なことに取り組むことを目的としているのです。

覚える分野は同じでも、3級は基礎編、2級は応用編という感じですね。

ここまで食生活アドバイザーの試験概要を見てきました。

まとめると以下になります。

  • 2級も3級も試験日は7月第2日曜日、11月第4日曜日
  • 2級も3級も試験は同じで6科目に分かれている。範囲が広い
  • 2級は記述問題もあるため難易度が高い
  • 3級は基礎、2級は応用的な問題が出題される

このような試験概要を踏まえて、食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すれば良いのか考えていきたいと思います。

食生活アドバイザーの勉強期間は3~4ヶ月がおすすめ!1週間単位で学習計画を立てるとスムーズ

食生活アドバイザーの勉強期間は3~4ヶ月がおすすめ!1週間単位で学習計画を立てるとスムーズ

食生活アドバイザーの試験概要から、日程や各級の難易度を見てきました。

これを参考にして何ヶ月前から勉強すれば良いのか考えていきましょう。

結論から申し上げますと、3級だけの場合は約3ヶ月、2級も受ける場合は約4ヶ月の勉強期間が必要だと考えます。

ポイントは「1科目1週間は必要」「総まとめに1ヶ月は必要」「級ごと勉強することが必要」の3点です。

詳しくご説明していきましょう。

1科目1週間は勉強期間が必要

食生活アドバイザーの試験範囲は、「2級も3級も試験は同じで6科目に分かれている。範囲が広い」とお伝えしてきました。

各科目の内容を見ていただくとおわかりだと思いますが、結構ボリュームがある内容ですよね。

テキストの本文を読むだけでも時間がかかるでしょう。

そのため2級も3級も一気に全ての範囲を勉強しようとすると、途中で集中が切れてしまうかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、1科目ずつ分けて勉強していくことです。

公式テキストをはじめ、食生活アドバイザーの試験対策用のテキストは、基本的にこの6科目に沿って6章構成で作られています。

食生活アドバイザーのテキストは「テキスト&問題集」のタイプになっていて、レッスンの後や、各章の後には演習問題が収録されています。

「1章のテキストを読む→1章の問題を解く」を繰り返し、1章の内容を大体覚えたら2章に進むという流れが良いでしょう。

広い試験範囲もメリハリをつけて勉強することができますね。

各章を勉強するためには1週間は必要でしょう。

学生の頃とは違い、1日に勉強できる時間は1時間前後という方がほとんどだと思います。

そうすると、1日×7日間で7時間程度の時間になるので、1章を勉強するのに妥当な時間になるでしょう。

もちろん、難しい章の場合はもう少し時間をかけるなど調整が必要ですが、目安としては「1章1週間」と考えてみてくださいね。

また、上の章で、2級のほうが3級よりも応用的な問題になるとお話しました。

そのため2級のほうが3級より勉強時間を多く確保したほうが良いのでは…と思うかもしれません。

しかし、3級も2級も試験範囲は同じなので、2級の場合は、3級の基礎的内容にプラスする形で応用的な勉強をすることになります。

だから、3級と同じように、1章1週間ペースで大丈夫でしょう。

総まとめに1ヶ月の勉強期間が必要

各章1週間ずつ勉強することで大体の知識を身につけることができるでしょう。

しかし、この資格はとにかく覚えることが多いので、初めに覚えた内容でも記憶が曖昧になっている場合があります。

そのため、最後の1ヶ月は復習として総まとめの期間とするのがおすすめです。

そのために必要なのは「過去問」です。

食生活アドバイザーの認定機関であるFLAネットワーク協会から、過去4回分の試験問題が収録された過去問を入手することができます。

書店やAmazonなどで購入することはできず、郵便局から協会に直接お金を振り込む必要があるのでご注意ください。

過去問の入手方法や活用方法はこちらの記事「食生活アドバイザーの過去問の入手方法&活用方法を解説!」で詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

過去問を解くと、試験の出題傾向がわかるので本番に備えて実践力を鍛えることができるでしょう。

また、自分の苦手な分野をあぶり出すことができるので、ラスト1ヶ月で最終的な直前対策ができますね。

級ごとに勉強することが必要

繰り返しお伝えしていますが、この資格は初心者向けの3級と、ややプロ向けの2級に分かれています。

1回の試験でどちらの級も受験することもできます。いきなり2級から受けることも可能です。

試験範囲も同じなので、「2級と3級を受けるなら2級の勉強だけしておけばいいかな」「2級を受けるから3級は勉強しなくていいかな」と思う方は多いでしょう。

しかし、食生活アドバイザーの認定機関であるFLAネットワーク協会は、2級を受ける場合でも、3級から勉強することを推奨しています。

すでに3級を取得していて2級に挑戦するという方以外は、3級、2級ごとに勉強することをおすすめします。

このように、「1章1週間」「総まとめに1ヶ月」「級ごとに勉強する」というポイントをご説明してきました。

これを踏まえて、学習期間を考えると以下のようになります。

3級と2級を受ける場合、2級だけを受ける場合:約4ヶ月

学習日程 学習項目
1ヶ月目 1週目 3級 1章 栄養と健康
2週目 2章 食文化と食習慣
3週目 3章 食品学
4週目 4章 衛生管理
2ヶ月目 5週目 5章 食マーケット
6週目 6章 社会生活
7週目 2級 1章 栄養と健康
8週目 2章 食文化と食習慣
3ヶ月目 9週目 3章 食品学
10週目 4章 衛生管理
11週目 5章 食マーケット
12週目 6章 社会生活
4ヶ月目 13週目 3級&
2級
総まとめ
14週目
15週目
16週目

2級だけを受ける場合も、2級と3級を併願する場合も、まずは3級から勉強する必要があるので、このような勉強時間の設定になります。

3級だけを受ける場合:約3ヶ月

学習日程 学習項目
1ヶ月目 1週目 3級 1章 栄養と健康
2週目 2章 食文化と食習慣
3週目 3章 食品学
4週目 4章 衛生管理
2ヶ月目 5週目 5章 食マーケット
6週目 6章 社会生活
7週目 総まとめ
8週目
3ヶ月目 9週目
10週目

3級だけ受ける場合は、2級の勉強分はないので、3ヶ月あれば各章の勉強と総まとめができるでしょう。

食生活アドバイザーの試験を11月に受ける場合のシミュレーション!2級3級の併願受験なら7月からスタート

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ここまで、食生活アドバイザーの試験概要などを参考に、勉強期間を考えてきました。

何ヶ月勉強すれば良いのか目安が分かると、スムーズに勉強を進めることができますね。

ここからは、さらに食生活アドバイザーの試験日に向けて何ヶ月前から勉強をスタートさせれば良いか、どのような勉強をすれば良いのかご説明していきたいと思います。

まずはこちらの表をご覧ください。

11月実施の3級テストを受ける場合

月日 学習内容
8月後半~9月後半 3級 1章 栄養と健康
2章 食文化と食習慣
3章 食品学
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
10月 総まとめ
11月

11月実施の3級2級テストを受ける場合、2級テストを受ける場合

月日 学習内容
7月~8月前半 3級 1章 栄養と健康
2章 食文化と食習慣
3章 食品学
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
8月後半~9月 2級 1章 栄養と健康
2章 食文化と食習慣
3章 食品学
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
10月 総まとめ
11月 本試験

このように、3級だけなら8月後半から、2級も受けるなら7月からスタートさせると良いでしょう。

「何ヶ月前から勉強すれば良いかイメージできない…」という方はこの期間を参考にしてくださいね。

それでは、実際にどのような勉強をすれば良いのかご説明しましょう。

3級と2級のどちらも受ける場合を例にしていきますね。

7月~8月前半:3級のテキスト&問題集を繰り返す

まずは3級のテキスト&問題集で勉強して、食生活アドバイザーの基礎的内容を覚えていきます。

公式テキストをはじめ、ほとんどのテキストは、各章テキスト本文と演習問題がセットになった構成です。

「①テキスト本文を読む→②問題を解く→③間違った部分は解説&テキストで復習」という流れを繰り返し、1章ごとインプット(テキストを読む)とアウトプット(問題を解く)を鍛えていきましょう。

1章1週間ずつ進めれば、7月にスタートして8月2週目までには6章まで終わることになりますね。

8月後半~9月:2級のテキスト&問題集を繰り返す

同様に、次は2級のテキスト&問題集を進めましょう

基本的には3級と同じように「①テキスト本文を読む→②問題を解く→③間違った部分は解説&テキストで復習」という流れを繰り返していきます。

ただし、2級は、マークシート問題だけの3級とは違い、記述問題も加わります。

さらに、マークシート問題も、2級には「該当なし」の選択肢が加わるのが特徴。

他の選択肢を全てつぶさないと「該当なし」を導くことができません。

このような理由から、何となく覚えている浅い知識だと、高得点は狙えないのです。

8月後半から2級の勉強に入ったら、ぜひノートを1冊準備して書く練習をしていきましょう。

間違えた問題は解説やテキストを見て復習するだけでなく、ノートに書いて覚えていくと良いですね。

ノート学習は効率よく暗記することができるので、覚えることが多い食生活アドバイザーの試験対策におすすめです。

ノート学習法についての説明は長くなってしまいますので、こちらの記事「食生活アドバイザーのノート学習法を解説!」で詳しくお話したいと思います。

10月:総まとめ

最後の1ヶ月は総まとめ期間としましょう。

上の章でご紹介したように、過去問を用意して解いていきましょう。

4回分の過去問が収録されているのですが、1回解いて終わりでは不十分です。

最低でも3回は繰り返し、問題に慣れることが大事ですね。

また、間違えた問題は徹底的にテキストを見て復習することが大切。

もし本番で出ても絶対に間違えないように重点的に覚えましょう。

食生活アドバイザーを3~4ヶ月で勉強するデメリット

ここまで、食生活アドバイザーの勉強を3~4ヶ月と設定して進める方法をご説明してきました。

このような流れで、初心者の方でも十分合格を狙えるでしょう。

しかし、この勉強法にはデメリットもあるのでお伝えしておきたいと思います。

それは、「独学なので途中でペースダウンしてしまう場合がある」ということです。

1ヶ月程度で取得できる食育資格とは違い、この資格は4ヶ月という長い期間勉強することになります。

そのため、どうしても独学だと集中力が切れてしまい、同じペースで勉強できない場合もあることは想定しておきたいですね。

独学に不安ならユーキャンを検討しよう

「4ヶ月も勉強するのか…」と不安に思う方は、通信講座を検討するのも良いでしょう。

食生活アドバイザーの認定講座となっているユーキャンなら、あらかじめスケジュールが設定されているだけでなく、添削指導なども受けられるので、ペースを崩さず続けることができるでしょう。

自分で勉強期間を管理するのは自信がないという方は、ユーキャンを検討しても良いかもしれませんね。

こちらから、白石麻衣さんや仲里依紗さんも利用したユーキャンの食生活アドバイザー通信講座内容がご覧いただけます。

食生活アドバイザーを11月に受けるなら7月から、7月に受けるなら3月から勉強をはじめよう

今回は「食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すれば良いのか」について考えてきました。

もちろん個人差はありますが、3級だけなら約3ヶ月、2級も受けるなら約4ヶ月の勉強期間が良いでしょう。

この資格は、7月と11月に試験が行われるので、この試験日に向けて勉強期間を調整する必要があります。

期間を決めることで計画的に勉強を進められるので、スムーズに勉強できるでしょう。

ただし、自分一人で期間を決めても上手く継続できなそう…という方は、ユーキャンの通信講座という選択肢もあるので、検討してみても良いですね。