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食生活アドバイザーの年収はどれくらい?仕事ごとの給料について解説!

食生活アドバイザーの年収はどれくらい?仕事ごとの給料について解説!

数年前にユーキャンのCMで一躍有名になった食生活アドバイザーですが、その後も合格者数を増やしている人気資格となっています。

食生活アドバイザー取得者が増える中、気になるのは、「食生活アドバイザーを取得することで給料はどれくらいになるのか」ではないでしょうか。

食生活アドバイザーの年収はどれくらいなのか知りたいですよね。

ただし、この資格は看護師や管理栄養士などのように1つの資格で成り立つ資格ではないため、年収を明確にすることはできません。

そこで今回の記事では、食生活アドバイザーを取得した人の仕事ごとの給料について考えていきたいと思います。

食生活アドバイザーになると給料がどれくらいになるのか目安がわかると、資格取得に向けて頑張ることができるでしょう。

食生活アドバイザーの年収が知りたい!

食生活アドバイザーの年収が知りたい!

食生活アドバイザーは3級と2級があり1級はありません。

3級は初心者向けの級で、家庭における食生活の改善を目指すものです。

一方2級は食を提供する立場から食知識を身につけることを目的をしているため、ややプロ向けの内容となっています。

食生活アドバイザーを目指す方の中には、家庭だけでなく仕事に活かすことを目的としている方も多いでしょう。

そして、知りたいのが「食生活アドバイザーになるとどれくらいの年収になるの?」ということです。

食生活アドバイザーの方々は、どのような仕事で、どれくらいの給料をもらっているのか気になりますよね。

食生活アドバイザーの年収は仕事によって異なる

食生活アドバイザーの年収は仕事によって異なる食生活アドバイザーの資格取得を目指す方にとって、食生活アドバイザーの年収はとても気になるところですよね。

しかし、残念ながら食生活アドバイザーの年収は平均〇万円とハッキリ言うことはできません。

その理由は、この資格を活かせる仕事は多岐にわたるからです。

さらに、この資格はダブルライセンスとして取得している方も多いことから、その資格によっても年収は大きく変わってきます。

この問題についてももう少し深掘りしてみたいと思います。

食生活アドバイザーの仕事は多岐にわたるから

食生活アドバイザーとは、幅広い食知識を身につけた上で、食に関するアドバイスができる専門家であることを認める資格です。

食全般的なことを習得するため、その知識を活かした仕事は多岐にわたります。

資格そのものを仕事に活かすというよりも、資格を取得する上で身につけた知識を仕事に活かすという感じですね。

食品スーパーや飲食店から、保育の現場、介護施設、ホームヘルパーなど様々な職種に活用することもできるでしょう。

多彩な仕事に活かせることはとても魅力的なのですが、そのため仕事によって給料が大きく変わるため、年収の目安がつけにくいのです

食生活アドバイザーはダブルライセンスによって異なるから

さらに、この資格はダブルライセンスとしても人気があります。

例えば、「調理師+食生活アドバイザー」「栄養士+食生活アドバイザー」「ホームヘルパー+食生活アドバイザー」のように、他の資格と組み合わせることでスキルアップしようという方もいるのです。

そのため、食生活アドバイザーを取得していても、他の資格によって仕事も年収も多く異なるケースがあります。

このような理由から、食生活アドバイザーの年収は「平均〇万円」と言うことが難しいのです。

ハッキリ平均年収がわかれば参考になるのですが、残念ながらわかりません。

そこで次の章では、食生活アドバイザーを活かしやすい仕事別に、給料を検証してみたいと思います。

食生活アドバイザーの仕事ごとの給料を検証!

食生活アドバイザーの仕事ごとの給料を検証!

食生活アドバイザーは様々な職種に活かせる資格なので、単純に平均年収を算出することはできません。

ダブルライセンスとして取得している方も多いため、さらに多岐にわたります。

食生活アドバイザーの知識を活かしやすい仕事は、こちらの記事「食生活アドバイザーを活かせる仕事内容とは?」で詳しくご紹介しています。

その内容から抜粋すると、食生活アドバイザーの資格を活用しやすい仕事として、「食品スーパー」「飲食店」「保育教育業界」「介護福祉業界」「料理教室」などがあります。

この記事では、これらの業界で働く6つの仕事の年収を調べていきたいと思います。

厚生労働省が公表している「令和元年賃金構造基本統計調査(企業規模計 10人以上)」では、職種別の月収と、年間賞与が記載されています。

その月収を12倍(12カ月分)して、それに年間賞与を加えた数字を年収として算出したいと思います。

スーパー店チェッカー:年収平均約249万円

食生活アドバイザーの資格を活かせる仕事として食品スーパーがあります。

食生活アドバイザーを取得するためには、新鮮な食材選び、安心安全な食材の選び、さらに食品表示を正しく理解する知識などを身につけることができます。

そのため食品スーパーで働くことで、お客様に安全で美味しい食材を提供することができるでしょう。

食品学や衛生管理に関する知識も習得するため、食品チェックなどの責任のある仕事を任されるかもしれませんね。

厚生労働省のデータには「スーパー店チェッカー」の給料が記載されています。この金額を食品スーパーで働く人の年収として参考にしたいと思います。このデータによると年収は約249万円になります。

調理師:年収平均約341万円

食生活アドバイザーの資格は飲食店でも大いに役立てることができるでしょう。

飲食店勤務に限定した年収データはなかったため、調理師の資格を持っている方が食生活アドバイザーをダブルライセンスする場合を見ていきたいと思います。

食生活アドバイザーを取得するためには、フードビジネスの戦略や、メニュー計画などに役立つ知識も学びます。

食事を美しく見せるためのテーブルコーディネーションなどの知識も学ぶため、飲食店の演出に役立てられるでしょう。

料理のプロというだけでなく、トータル的な店舗運営に関わることができますね。

厚生労働省のデータによると、調理師の年収の平均は約341万円となっています。

保育士:平均年収約363万円

食生活アドバイザーの資格は、保育や教育の現場で食育指導に役立てることもできます。

保育の現場では、小さい頃から食の楽しさや大切さを伝えたり、正しい食事マナーを教えるなど、食育に力を入れています。

保育のプロであるだけでなく、食育のプロにもなることで、周りの保育士との差をつけることができますね。

子供に対してだけではなく、職員や保護者への食育指導もできるでしょう。

厚生労働省のデータによると、保育士の年収は約636万円となっています。

福祉施設介護員:平均年収約346万円

食生活アドバイザーの知識は介護福祉業界でも重宝されるでしょう。

食生活アドバイザーは、健康と食事を結び付けて学ぶため、1人1人の健康を考えた食事を提案することができます。

また福祉施設での食事に必要なことは、利用だけでなく「美味しさ」「楽しさ」です。

食生活アドバイザーを取るためには、旬の食材を使った美味しい食事、美しく楽しい行事食などについて学びます。

その知識を活かすことができれば、利用者さんに喜んでもらえる食事を提供できるでしょう。

厚生労働省のデータによると、介護士の年収は約346万円となっています。

ホームヘルパー:平均年収約327万円

食生活アドバイザーの資格は、福祉施設だけでなく訪問介護の現場でも役立てることができます。

ホームヘルパーの仕事の中で特に大切なことは食事の提供です。

食事は、利用者さんの健康や生きがいに直結するものなので、食生活アドバイザーの知識が生かせれば、とてもやりがいを感じられるでしょう。

健康バランスを考えた食事を作り提供するだけでなく、健康アドバイスや美味しく食べるための提案などもできますね。

厚生労働省のデータによると、介護士の年収は約327万円となっています。

ここまで、厚生労働省のデータを参考にしながら、5つの仕事の給料についてご説明してきました。

まとめると以下になります。

職種別 年収
スーパー店チェッカー 249万円
調理師 341万円
保育士 363万円
福祉施設介護員 346万円
ホームヘルパー  327万円

このように、大まかに250万円~350万円あたりの年収になることがわかります。

国税庁が公表している「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、平均給与は約436万円となっています。

食生活アドバイザーを取得している方の年収は、平均より少ないことが予想されます。
実際に食生活アドバイザーを取得した方に限定したデータではありませんので、あくまでも目安にはなりますが、参考として見ることはできるでしょう。

料理教室を開くなどフリーランスとして働く:平均年収以上も期待できる

ここまで5つの職種の年収を見てきましたが、「平均以上の年収を目指したい」という方も多いでしょう。

そのような方におすすめしたいのが、料理教室を開くなどしてフリーランスとして働く方法です。

食生活アドバイザーの資格を活かして、料理教室やパン教室を開く方もいます。

この資格を取るためには、栄養と健康を考えた料理、美しい料理の重要性を学びます。

健康的で、かつ美しく見栄えの良い食事を売りにして教室運営をすることができますね。

さらに、料理教室を開くのではなく、カルチャースクールなどの講師として働く方もいます。

料理教室をしながら、食に関する記事を書くライターとして活躍したり、SNS上で情報を提供して稼ぐこともできるでしょう。

フリーランスで働く場合は、収入が不安定という心配はありますが、成功すると上記5つの仕事以上の年収になるかもしれません。

 

このように、食生活アドバイザーの年収はバラつきがあります。

「食生活アドバイザーは年収がわかりにくいから目指すのはやめておこうかな…」と思う方もいるでしょう。

しかし反対に、様々な仕事に活かせる資格ということで、自分次第で可能性を広げることができるとも言えますね。

食生活アドバイザーの年収は平均よりやや少ない。仕事をによって異なる

今回は、食生活アドバイザーを取得することで、どれくらいの年収になるのか考えてきました。

食生活アドバイザーの資格をそのまま活かせる資格はなく、資格取得で得た知識を活かすという形になります。

食品スーパー、飲食店、保育、介護、料理教室など様々な仕事で働くことが可能です。

そのため、仕事ごとに給料はバラつきがあります。

厚生労働省のデータからそれぞれの仕事の年収をリサーチした結果、250万円~350万円という平均年収であることがわかりました。

さらに年収アップを目指したいのであれば、料理教室などを開きフリーランスとして働く方法、ダブルライセンスを活かして転職するという選択肢もあるでしょう。

食生活アドバイザーを取得したら、どのような形で働きたいのか明確にすると、資格取得に向けた勉強にも気合が入りますね。