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食生活アドバイザーを独学で目指すなら何ヶ月必要?難易度から勉強時間を設定しよう

食生活アドバイザーを独学で目指すなら何ヶ月必要?難易度から勉強時間を設定しよう

食生活アドバイザーは通信講座ユーキャンで学習することもできますが、独学で頑張ろうという方も多いでしょう。

でも、「独学で試験対策するためには、何ヶ月勉強すればいいか」がわからないですよね。

食生活アドバイザーは管理栄養士などの国家資格ほどの試験対策は必要ありませんが、民間の食育資格の中では難易度が高いのである程度の勉強期間が必要です。

今回の記事では、食生活アドバイザーの難易度を参考にしながら、必要な勉強時間を考え、その上でおすすめの勉強法もご紹介していきたいと思います。

結論から申し上げますと、食生活アドバイザーの3級、2級の取得を独学で目指すなら、約4ヵ月、勉強時間は120時間を目安にするのがおすめです。

あくまでも目安にはなりますが、具体的な勉強時間がわかると、スムーズに食生活アドバイザーの学習をスタートすることができるでしょう。

食生活アドバイザーは独学だと勉強時間がわかりにくい

食生活アドバイザーは独学だと勉強時間がわかりにくい

通信講座を受講したり、スクールに通学する場合は、決められたカリキュラムに沿って勉強すれば良いので、何ヶ月で勉強すべきか迷うことがないでしょう。

その勉強時間を信じて勉強すれば大丈夫という安心感がありますよね。

しかし、独学の場合は自分で勉強時間を設定することになるので難しいですよね。

何ヶ月勉強すべきか、さらに1日の学習時間もわかりにくいのです。

何ヶ月勉強すれば良いかわからない

難易度が低い食育資格の場合は、1ヵ月勉強すれば余裕で取得できる資格もあります。

逆に国家資格など難易度が高い資格だと、6ヵ月以上勉強しても間に合わないこともあるでしょう。

資格取得のための学習時間は非常に差があるので、食生活アドバイザーの場合は一体何ヶ月勉強すべきなのかわからないですよね。

1日何時間勉強すれば良いかわからない

通信講座を受講する場「1日1時間勉強しましょう」などの目安があります。

1日の勉強時間の目安が設定されていると、とてもわかりやすいですよね。

この資格は暗記すべき項目が多いので、毎日コツコツ勉強して知識を定着させることが大事。

毎日時間を決めて継続する必要があるのです。

しかし独学の場合は、勉強時間の設定がわからないので、時間がある日は何時間も勉強しているけど、時間がない日は全く勉強時間を確保できない…と曖昧になってしまいます。

 

このように、独学で食生活アドバイザーを目指す場合は、何ヶ月勉強すべきか、1日の勉強時間がわかりにくいのです。

次の章では、この問題を解消するために、難易度から勉強時間を考えていきたいと思います。

食生活アドバイザーの勉強時間は試験の難易度から考えよう

食生活アドバイザーの勉強時間は試験の難易度から考えよう

食生活アドバイザーを独学で目指すなら、何ヶ月勉強すれば良いのでしょうか。

1日の勉強時間はどれくらい必要なのでしょうか。

このような勉強時間を考えるためには、食生活アドバイザーの難易度を考えると良いでしょう。

難易度が低い民間の食育資格の場合は1~2ヵ月で勉強することができます。

栄養士などの国家資格の場合は、1年間の勉強期間が一般的です。

それでは、食生活アドバイザーの難易度はどの程度なのでしょうか。

難易度を知るためには、「試験範囲」と「試験問題」を見ると判断しやくなります。

・食生活アドバイザーは3級と2級がある
食生活アドバイザーの難易度を考える前に、この資格の級についてお伝えしておきたいと思います。
食生活アドバイザーは、食生活全般のスペシャリストであることを証明する資格です。
3級も2級も試験範囲は同じなのですが、3級は「消費者」の立場から食生活を見直すことを目指す内容になっていて、2級は「食を提供する立場」から実務的な知識が求められる内容となっています。
3級は基礎、2級は応用であると覚えておいてくださいね。
3級だけ、2級だけ受験することもできますが、3級と2級一緒に受験することも可能です。

食生活アドバイザーは3級も2級も試験範囲は広いので多くの勉強時間が必要

それでは、難易度を知るために試験範囲から見ていきましょう。

3級、2級の試験範囲は①栄養と健康、②食文化と食生活、③食品学、④衛生管理、⑤食マーケット、⑥社会生活の6科目になります。

しかし、以下のように勉強する内容は3級と2級で異なります。

科目 3級 2級
①栄養と健康 健康になるための3本柱「栄養・運動・休養」の視点から、健康について広い視野で捉えていく 基礎知識を踏まえて、トータル的に健康に関するアドバイスをする方法や、現代人の「健康」の意味を考える
②食文化と食生活 食習慣やマナー、テーブルコーディネーションなどを学びながら、食事を美味しく、楽しいものにするための基礎を身につける 行事食などの食文化や、食習慣や食事マナー、テーブルコーディネーションに加えて食配膳ルールまで、より専門的な内容を身につける
③食品学 実生活の中でのスーパーやコンビニでの利用術を学び、賢く買い物することと、安心安全な食材を選ぶことを身につける 食品の期限表示、食品表示チェック、食品の分類と概要など、環境問題から食品添加物まで、より専門的な内容身につける
④衛生管理 食中毒予防のための衛生管理など、家庭の食卓をテーマに沿った衛生管理について身につける 食中毒予防のための衛生管理、ゴミ処理問題、リサイクル問題などの環境問題に関して、プロ目線での衛生管理について学習する
⑤食マーケット 消費者として小売の形態、流通、物流について学んでいく 「ミールソリューション」「ホームミールリプレースメント」という現代の食業界の実態、食品販売、メニューメーキングなど、フードサービスに役立つ知識を勉強する
⑥社会生活 日常生活に活かすために知恵、社会の仕組みを学び、より広い視点で食改善ができるようにする 「ヒト・モノ・カネ・情報」を通して、経済と消費の仕組み、消費者問題、環境問題、IT社会における消費生活まで考えていく

このように3級は基礎的、2級は応用的な内容を学ぶことになります。

しかし、どちらも試験範囲が広いのは同じですね。

食生活アドバイザーは、食生活をトータル的に見直すための幅広い知識を備え、その知識をもって的確なアドバイスや指導ができる専門家です。

そのため、このように非常に幅広い食に関わる知識を習得する必要があるのです。

管理栄養士などの食の知識をお持ちの方なら難易度は高くないかもしれません。

でも、初学者の方が独学する場合は、難易度が高い資格と言えますね。

とにかく範囲が広いので、1~2ヵ月の勉強時間で網羅するのは難しいでしょう。

食生活アドバイザーは試験問題が難しいので多くの勉強時間が必要

次は試験問題について見ていきます。

試験内容も難易度を知るための重要なポイントです。

以下の表をご覧ください。

出題形式 合格基準
3級 3級理論問題 マークシート問題 50問 1問2点、60点以上合格(100点満点)
2級 2級理論問題 マークシート問題 42問+記述問題13問 選択問題1問2点・記述問題1問3点、74点以上合格(123点満点)

3級も2級も試験範囲は同じですが、出題形式と合格基準は大きく異なります。

3級はマークシート問題のみで、5肢択1問題となっています。

基本的に公式テキストに書いてある内容からそのまま出題されるため、テキストの本文、重要語句を覚えておけば合格点が目指すことができます。

しかし、初学者の場合は基本的な問題であっても覚えることが多いので1~2ヶ月で覚えることは難しいでしょう。

2級の場合は、6肢択1問題と記述式問題です。

「該当なし」の選択肢もあり、他の5つ全てをつぶさないと導けないため、難易度が高いです。

記述問題では、ニュースなどで話題になった用語が出題される傾向にあるのですが、その用語をただ説明するのではなく、「実生活にどんな影響を及ぼすか」などが問われるため、難易度が高いと言えます。

 

このように、食生活アドバイザーの資格は、3級も2級も試験範囲が広いため難易度が高いです。

初心者の場合は3級を目指すだけでもある程度の時間は必要になります。

また3級を勉強した後に2級を目指す場合にも大変です。

試験範囲は同じなので、3級を一通り勉強すれば楽な感じがしますが、出題形式がぐんと難しくなるため、深く、正確に知識を覚えておく必要があるでしょう。

食生活アドバイザーの偏差値や合格率などを踏まえた難易度は、こちらの記事「食生活アドバイザーの難易度を徹底解説!」でも詳しくご説明致しますので、ぜひご覧ください。

食生活アドバイザーの通信講座の学習期間も参考にしよう

食生活アドバイザーは、やや難易度が高い食育資格なので、1~2ヵ月の学習時間では足りないでしょう。

特に独学の場合は全て自力で問題を解く必要があるので、ある程度の時間が必要です。

しかし、国家資格ほどではありませんので、6ヵ月以上の学習時間は必要ない気がしますね。

4ヶ月程度が妥当な期間であるでしょう。

さらに、「1日何時間ずつ勉強すれば良いか」考えるために、ユーキャンの食生活アドバイザー通信講座の学習時間も参考にしたいと思います。

この通信講座では、食生活アドバイザーの試験に向けて、1日30分~1時間の勉強をして、4ヵ月の学習期間を設けています。

1日30分なら4ヵ月で60時間、1日1時間なら120時間ということですね。

通信講座は添削指導を受けるなどして効率よく学習することができるので、独学より短い期間で学習することができるでしょう。

この点を考慮して、当サイトでは独学の場合は120時間を学習時間として設定したいと思います。

食生活アドバイザーの勉強時間の目安は120時間!週単位で学習方法がおすすめ

食生活アドバイザーの勉強時間の目安は120時間!週単位で学習方法がおすすめ

食生活アドバイザーの難易度と、通信講座の学習時間を参考に考えた結果、食生活アドバイザーの3級と2級を目指すためには、4ヵ月、120時間の学習時間が妥当であるという結果になりました。

もちろん個人差がありますので参考程度にはなりますが、目安の1つとして考えてくださいね。

食に関する勉強をしたことがある方はもっと少ない学習時間で良いでしょうし、全くの料理初心者の方の場合はもっと勉強時間が必要になるかもしれませんね。

ここからは、この120時間、4ヵ月を目安に学習する方法を考えていきたいと思います。

1週間単位で学習内容を設定する

漠然とトータル120時間と言ってもイメージが湧かないかもしれませんね。

以下の表のように、1週間単位で学習内容を設定していくのがおすすめです。

学習日程 学習内容
1ヶ月目 1週目 3級 1章 栄養と健康
2週目 2章 食文化と食習慣
3週目 3章 食品学
4週目 4章 衛生管理
2ヶ月目 5週目 5章 食マーケット
6週目 6章 社会生活
7週目 2級 1章 栄養と健康
8週目 2章 食文化と食習慣
3ヶ月目 9週目 3章 食品学
10週目 4章 衛生管理
11週目 5章 食マーケット
12週目 6章 社会生活
4ヶ月目 13週目 過去問、総まとめ
14週目
15週目
16週目

 

このように、1週間で1章ずつ勉強していくと、目安である約4ヵ月以内に一通りの学習が終わるでしょう。

3ヵ月目までにテキストを終えて、最後の4ヵ月に過去問や総まとめをしていくと良いでしょう。

1日1時間ずつ勉強すれば、4ヵ月で120時間になりますね。

3級のみ受験する場合は、2級の勉強がありませんので、3ヶ月程度の勉強で足りるでしょう。

1週間ごとの勉強法

それでは、実際に1週間でどのような学習をしていくのかご説明しましょう。

独学で学習するためには、公式テキストと過去問を用意する必要があります。

公式テキスト以外にも学習しやすいテキストはありますが、公式サイトが最も網羅性があるのでおすすめです。

当サイトがおすすめするテキストはこちらの記事「食生活アドバイザーのおすすすめテキスト5選」でご紹介していますのでご参考ください。

食生活アドバイザーのテキストは基本的に試験範囲の6章から構成されていて、「テキスト&問題集」の形となっています。

テキストを読んで問題を解くという流れで進めていくと良いでしょう。
具体的には以下のような勉強法がおすすめです。

  • ステップ①:各章のテキスト部分を読む
  • ステップ②:各章の最後にある模擬問題を読んで答え合わせをする
  • ステップ③:間違えた問題はテキストで復習し、ノートにまとめる

このようにして、1週間に1章ずつ進めていきます。

①~③を1回だけ終わらせるのではなく、2~3回は繰り返すと良いですね。

ノートのまとめ方については、こちらの記事「食生活アドバイザーのノート学習方法」でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

3級の6章、2級の6章が終わったら、最後の4ヵ月目は2級の復習や、過去問を解いて総まとめをしていきます。

間違えた問題をまとめたノートを見返して復習すると良いでしょう。

また、テキスト本文の中の重要語句は赤字になっていて赤シートで確認できるようになっていますので、これを使って最終チェックするのも効果的です。

このように、週単位で学習内容を決めて各章の学習をして、最後に総まとめをするという流れで120時間、4ヵ月学習する計画を立てましょう。

自力で独学する勉強法はこちらの記事「食生活アドバイザーを自力で勉強する方法を徹底解説!」でも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

食生活アドバイザーを独学で勉強するなら120時間、4ヵ月を目安に計画を立ててみましょう

今回は、食生活アドバイザーを独学で目指す場合の学習時間について考えてきました。

独学の場合、学習時間に正解はありませんが、難易度によってある程度設定することができるでしょう。

食生活アドバイザーは試験範囲が広く、2級の場合は考えさせる問題や記述問題などがあることを考慮すると、難易度が高い資格と言えます。

1~2ヵ月勉強しただけで取得できる食育資格よりはハードルが高く、国家資格よりは簡単でしょう。

さらにユーキャンの通信講座も参考にして3級と2級を受けるなら120時間、4ヵ月の学習時間が妥当であると判断します。

3級だけなら3ヶ月が目安になるでしょう。

1日の学習時間、1週間の学習内容を決めておくとスムーズに進めることができます。

学習時間を設定してしまえば、あとはそれに従って勉強を進めれば良いので、迷わず勉強することができますね。