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食生活アドバイザーの試験は年何回?7月と11月の検定日に向けた受験スケジュールをシミュレーションしてみた!

食生活アドバイザーの試験は年何回?7月と11月の検定日に向けた受験スケジュールをシミュレーションしてみた!

数ある食育資格の中でも、食全般的な知識を身につけられる資格として人気が高い食生活アドバイザー。

通信講座を受けることが必須条件の資格もありますが、この資格は独学でもOKということも人気の理由となっています。

ただし、この資格の気になるところは、検定日が少ないことです。

好きなタイミングで随時受験できる資格もありますが、この試験は実施日が限られています。

「食生活アドバイザーの試験は、年何回実施されているの?」「食生活アドバイザーは年に何回受験できる?」という疑問をお持ちの方は多いでしょう。

そこで今回の記事では、食生活アドバイザーの検定日について詳しく解説していきたいと思います。

食生活アドバイザーの検定日は年に2回だけ。受ける級は自由に選ぶことが可能で、年に2回受けることも可能です。

検定日ごとの受験スケジュールをシミュレーションしながら、あなたにとって受けやすいスケジュールを考えていきたいと思います。

食生活アドバイザーの試験は年何回実施されているの?

食生活アドバイザーの試験は年何回実施されているの?

国家試験や大学受験は年に1回と決まっているので迷うことはないでしょう。

反対に、好きな時に随時受けられる民間資格もあります。

最近流行りの食育資格は、好きなタイミングで通信講座を受講し、カリキュラムが終了すると自宅で試験を受けるというタイプが多いです。

食生活アドバイザーは通信講座を受講することもできますが、独学してもOK。自分のペースで自由に勉強することができます。

ただし、検定日が決まっているので、いつでも受けられるわけではありません。

また、食生活アドバイザーは2つの級に分かれているので、それぞれの検定日も確認しておく必要がありますね。

せっかく勉強しても、検定日は半年後だった…となってしまうと、モチベーションが下がってしまいます。

「食生活アドバイザーの試験は、年何回実施されているか」「食生活アドバイザーは年に何回受験できるか」ということを確認しておきましょう。

食生活アドバイザーの検定日は年に2回、7月と11月。2回受けてもOK

食生活アドバイザーの検定日は年に2回、7月と11月。2回受けてもOK

食生活アドバイザーは他の食育資格と比べると、学習方法は自由なのですが、検定日だけは予め決められているので注意が必要です。

また、2つの級それぞれの検定日も確認しておきましょう。

検定日は年に2回!7月の第2日曜日と、11月の第4日曜日

まずは「食生活アドバイザーの試験は、年何回実施されているか」からご説明しましょう。

この資格の検定日は年に2回。7月の第2日曜日と、11月の第4日曜日に実施されることが決まっています。

日曜日と曜日が固定されているので、日曜日が休みの方は安心して受験できるでしょう。

普段は日曜日が仕事という方も、何月第何日曜日とわかっているので、前もって休みを取ることができますね。

食生活アドバイザーを主催するのはFLAネットワーク協会という団体です。

この団体の都合により、日程が変わる可能性はありますが、基本的にはこの2回の検定日と把握しておいて問題ないでしょう。

年に1回の国家試験に比べると年に2回もあるので受けやすいとも言えますが、随時好きなタイミングで受けられる食育資格が多いことを考えると、少しハードルの高さを感じますね。

7月の第2日曜日と、11月の第4日曜日に行われる試験概要は同じになりますので、確認しておきましょう。

受験する級 3級 2級
検定日 7月の第2日曜日、11月の第4日曜日
受験時間 10:30~12:30 13:30~15:00
受験料(税込) 5,000円 7,500円
出題範囲 栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活
出題形式 マークシート問題50問 マークシート問題 42問+記述問題13問
合格基準 選択問題1問2点、60点以上合格(100点満点) 選択問題1問2点・記述問題1問3点、74点以上合格(123点満点)
合格率 約65% 約40%

食生活アドバイザーは3級と2級があり1級はありません。

どちらの級も検定日は同じで、3級は午前、2級は午後に行われます。

検定日の流れについては、こちらの記事「食生活アドバイザーの試験を会場で受ける方法」で詳しく解説しています。

検定日に必要な持ち物は?トイレ退出はOK?など、詳しい内容が知りたい方はチェックしてくださいね。

試験概要の話に戻りましょう。

3級も2級も出題範囲はどちらも同じですが、3級は基礎的な問題、2級は応用的な問題が出題されるという違いがあるのです。

また、2級にはマークシート問題だけでなく記述問題も加わるため、さらに難しくなります。

合格率を見ても難易度の違いがわかりますね。

2つの級の難易度の違いについては、ここでお話すると長くなってしまうので、こちらの記事「食生活アドバイザー3級、2級の難易度を検証!」でもっと詳しくご説明したと思います。

この記事で解説している「難易度」についてまとめると、以下になります。

  • 合格率は3級は65%、2級は40%
  • 出題範囲は3級も2級も範囲は同じ
  • 3級は「消費者目線」の基礎的な問題、2級は「食を提供する目線」の応用的な問題
  • 合格基準は3級も2級も6割程度
  • 3級はマークシート問題のみ、2級は記述問題もある
  • 2級のマークシート問題は「該当なし」の選択肢が加わるから難しい

このように、3級はそれほど難易度は高くありませんが、2級はやや高いと言えます。

いきなり2級から受けることもできますが、3級の勉強をした上で2級を目指すほうがスムーズでしょう。

このような「難易度」に関することを頭に入れておいて、下の章でスケジュールを立てる時に思い出してくださいね。

検定試験は年に2回受けてもOK!受験資格はないので何級でも良い

次に「食生活アドバイザーは年に何回受験できるか」についてご説明しましょう。

食生活アドバイザーには受験資格がありません。

他の食育資格では、指定された通信講座やスクールに通学することが受験資格になる場合があります。
また、「食生活アドバイザーの2級を受けるためには3級を取得していることが必須条件」などの受験資格も少なくありません。
食生活アドバイザーはそのような条件が一切ないので、どなたでも自由に受けることが可能です。

そのため、年に2回行われる検定日のうちに、どの日にどの級を受けてもOKということになります。

年に2回受けても良いということですね。

さらに、2級と3級をダブル受験することもできます。

「せっかく勉強するなら上の級である2級を受けたい。

でも、2級に落ちてしまう可能性も考えて3級も受けておこう」という方も多いです。

もし3級は受かって2級は落ちてしまった場合は、次回は2級だけに挑戦すれば良いですね。

ただし、2級からいきなり受けることはあまりおすすめしません。

上記で2級はやや難易度が高いことをご説明しました。

FLAネットワーク協会も、いきなり2級よりは3級の勉強をして基礎固めをしてから2級を受けることをおすすめしています。

 

ここまで、食生活アドバイザーの検定日は年に2回、第2日曜日と、11月の第4日曜日であること。

3級と2級は難易度の違いはありますが、検定日は同じであること、さらに年に2回受けてもOKということをご説明してきました。

「食生活アドバイザーの試験は、年何回実施されているの?」「食生活アドバイザーは年に何回受験できる?」の疑問はなくなりましたね。

でも、「実際7月と11月どっちの検定日に受けたら良いんだろう…」と思うかもしれません。

はじめに3級だけ受けるべきか、ダブル受験するかということも迷ってしまいます。

次の章では、検定日ごとの受験スケジュールをイメージしやすいように、シミュレーションしていきたいと思います。

食生活アドバイザーの検定日に向けた受験スケジュールをシミュレーション

食生活アドバイザーの検定日に向けた受験スケジュールをシミュレーション

ここまで、食生活アドバイザーの検定日についてご説明してきました。

検定試験は年に2回、第2日曜日と、11月の第4日曜日に実施され、受ける級を自由に選ぶことができます。

それでは、実際にどのようなスケジュールで受けることになるのか、シミュレーションしてみたいと思います。

何月に受けるとスムーズか、何級から受けると良いか考えてみてくださいね。

受験スケジュールをシミュレーションする上で考えることは、2つあります。

1つは学習期間の目安を設定すること。

もう1つは次の受験についても考えておくことです。

詳しくご説明しましょう。

①3級は3ヶ月、3級と2級は4ヶ月の学習期間が目安

受験スケジュールをシミュレーションするにあたり、級ごとの学習期間を考えたいと思います。

何ヶ月勉強すべきか検証すると長くなってしまいますので、こちらの記事「食生活アドバイザーは何ヶ月勉強すれば良いのか検証!」をご覧いただければと思います。

この記事では、3級と2級の難易度を検証した結果、3級は3ヶ月、3級と2級をダブル受験するためには4ヶ月の学習期間が妥当という結論に至っています。

上の章でもご説明したように3級と2級は同じ試験範囲なの「3級を勉強していれば、2級はあまり勉強しなくても大丈夫?」と思うかもしれませんが、試験問題が難しい2級を受けるためには、3級の勉強時間と同等の時間が必要になるでしょう。

また、食生活アドバイザーの試験範囲は、栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活の6つの科目になっています。

食生活アドバイザーのテキストは複数の出版社から出ていますが、どのテキストもこの6科目に対応した6章構成になっていて、問題集もついています。

そのため1週間に1章ずつテキストと問題集で勉強していくとスムーズに進められるでしょう。

さらに、一通りのテキスト学習が終わったら、過去問などを使い総まとめ、直前対策などをする期間も必要になります。

このような学習期間を踏まえて、シミュレーションしていきましょう。

具体的な日付は2021年の実施日程となっています。毎年若干前後する場合がありますので、参考として見てくださいね。

②次の受験のことも考えておく

シミュレーションする上で考えておきたいことは、次の試験のことです。

3級と2級を併願受験して受かった場合は、それで終わりなので良いでしょう。

でも、残念ながら検定試験に落ちてしまった場合、もしくは3級だけ合格した場合は、また次にチャレンジすることになりますよね。

検定日は7月と11月なので、半年ごとではありません。

7月の検定日に受けた後に再チャレンジする場合は、すぐ約3ヵ月後に次の試験があります。

でも、11月の検定日に受けた場合は、次の7月の検定日まで8ヶ月も空くことになりますね。

すぐに次にチャレンジしたいか、しばらく休んでから再チャレンジしたいのか、について考えておく必要がありますね。

 

このようにな学習期間と、次の試験のことを考慮してシミュレーションしていきましょう。

学習する内容だけでなく、平行して行う手続き関係も合わせて見ていきます。
シミュレーションするのは以下4つのケースです。

  • 3級と2級を7月の検定日に受ける
  • 3級と2級を11月の検定日に受ける
  • 3級を7月の検定日に受ける
  • 3級を11月の検定日に受ける

詳しく見ていきましょう。

3級と2級を7月の検定日に受ける場合

月日 学習内容 手続き関係
3月~4月前半 3級 1章 栄養と健康 願書請求期間:3月~5月
2章 食文化と食習慣
3章 食品学
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
4月後半~5月 2級 1章 栄養と健康
2章 食文化と食習慣
3章 食品学 願書受付期間(受験料払込期間):5月~6月
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
6月 総まとめ
7月 7月直前対策&本試験受験票到着:7月1日(木) 受験票到着:7月1日(木)
試験日:7月11日(日)
8月 合否通知:8月2日(月)

7月の検定日にダブル受験する場合は、このように3月から勉強をスタートさせる流れになります。

願書請求も同じく3月頃から申し込めるようになるので、勉強を始めるタイミングで申し込むと、忘れる心配がなくて良いですね。

春から勉強を開始して、真夏に合格結果が出る流れです。

「新しいことは春から始めたい!」という方には良い受験スケジュールになりますね。

また、もし2級に落ちてしまった場合、もしくは3級も2級も落ちてしまった場合は、すぐに次の11月検定を受けることができます。

合否結果は8月初めに届きますが、次の11月試験の願書請求は9月頃まで行っていますので、十分間に合いますね。

3級と2級を11月の検定日に受ける場合

月日 学習内容 手続き関係
7月~8月前半 3級 1章 栄養と健康 願書請求期間:7月~9月
2章 食文化と食習慣
3章 食品学
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
8月後半~9月 2級 1章 栄養と健康
2章 食文化と食習慣
3章 食品学 願書受付期間(受験料払込期間):9月~10月
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
10月 総まとめ
11月 7月直前対策&本試験受験票到着:7月1日(木) 受験票到着:11月18日(木)
試験日:11月28日(日)
12月 合否通知:12月24日(金)

11月の検定日にダブル受験する場合は、7月から学習をスタートし、同時に願書請求もする流れになります。
夏から勉強を開始して、年末に合否結果が出る流れですね。

試験日は11月末となっているので、年末に向けて仕事が忙しくなる…という方は、ちょっと避けたほうが良いかもしれません。

また、もし2級に落ちてしまった場合、もしくは3級も2級も落ちてしまった場合は、次の検定日は翌年7月になるので8ヶ月ほど空くことになりますね。

モチベーションを維持したまますぐに次の試験を受けたい!という方は、7月の検定日が良いですが、ゆっくり気持ちをリセットしてから再チャレンジしたいという方は、11月検定日が良いでしょう。

3級を7月の検定日に受ける場合

月日 学習内容 手続き関係
4月後半~5月後半 3級 1章 栄養と健康 願書請求期間:3月~5月
2章 食文化と食習慣
3章 食品学
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活
6月 総まとめ
7月 直前対策&本試験 受験票到着:7月1日(木)
試験日:7月11日(日)
8月 合否通知:8月2日(月)

7月に3級だけ受ける場合は、4月から学習を始めると良いでしょう。

すでに願書請求期間に入っていますので、学習スタートと同時か、それ以前に申込だけしておくと安心ですね。

併願受験する場合と同様に、もし3級に落ちてしまった場合は、すぐに11月の検定日に向けて気持ちを入れ替えやすいでしょう。

3級に合格して「すぐに次の2級を目指したい!」という場合も、11月の検定日を目標にできますね。

3級を11月の検定日に受ける場合

月日 学習内容 手続き関係
8月後半~9月後半 3級 1章 栄養と健康 願書請求期間:7月~9月
2章 食文化と食習慣
3章 食品学
4章 衛生管理
5章 食マーケット
6章 社会生活 願書受付期間(受験料払込期間):9月~10月
10月 総まとめ
11月 直前対策&本試験 受験票到着:11月18日(木)
試験日:11月28日(日)
12月 合否通知:12月24日(金) 合否通知:8月2日(月)

11月に3級だけ受ける場合は、7月から学習を始めると良いでしょう。

併願受験の時と同じように、年末に向けて忙しくなる…という仕事の方は、ちょっと大変かもしれません。

また、次の試験まで8ヶ月も空くことが、あなたにとってメリットなのかデメリットなのか考えてみてくださいね。

 

ここまでそれぞれの検定日の受験スケジュールをシミュレーションしてきました。

もちろん、この学習スケジュールは一例ですので、あなたの場合はもっと短期間になるかもしれませんし、長期間になるかもしれません。

でも、大体のイメージとして捉えることはできると思います。

どちらの検定日に試験を受けるのが良いかよく考えてから、試験勉強をスタートさせてくださいね。

食生活アドバイザーの試験は年に2回。受けやすいスケジュールで受けましょう

今回は、食生活アドバイザーの検定日は年何回なのかご説明してきました。

食生活アドバイザーの検定日は年に2回、7月の第2日曜日と、11月の第4日曜日に行われています。

この資格は受験資格がないので、その検定日にどの級を受けてもOKですが、いきなり2級よりは、3級から、もしくは3級と2級の併願受験にチャレンジするのがおすすめです。

今回ご紹介した受験スケジュールのシミュレーションを参考に、どの検定日にどの級を受けるのかイメージしてみてください。

食生活アドバイザーは合格率が低く難しい資格と言えます。

もし落ちてしまった場合のことも考えてスケジュールを組んでみると、プレッシャーなく勉強できるかもしれませんね。