食育指導について勉強したいから食育アドバイザーに興味がある方は多いでしょう。
保育士や管理栄養士の資格を持ち、普段から子供に関わる仕事をしている方に中にも、食育アドバイザーを目指したいと考えている方が多いのではないでしょうか。
保育士や管理栄養士の資格に食育系の資格をプラスすることで、仕事の幅を広げることができたり、就職や転職の時に役立つというメリットがあります。
特に食育アドバイザーは取得しやすいく、現場で活かしやすい食育資格であるため、保育士や管理栄養士のダブルライセンスとしてとてもおすすめ。
その理由と、実際にどのように活かすことできるのか、詳しくご紹介していきたいと思います。
食育アドバイザーがダブルライセンスとしてメリットが多いことがわかれば、取得に向けて前向きに頑張ることができるでしょう。
食育アドバイザーは保育士や管理栄養士が取っても意味がある資格？簡単に取得できる？
最近は複数の資格を持ち仕事の幅を広げようとする方が増えています。
仕事のマンネリを改善することができたり、周りの人と差をつけられるメリットもあるでしょう。
さらに、複数の資格を持つことで就職や転職を優位に進めようという方も多いです。
例えば、保育園に就職する場合、保育士の資格だけよりも、保育士と食育アドバイザーの資格を持っていたほうが自信をもって自己PRができるでしょう。
でも、ただたくさんの資格を持っていれば良いわけではありません。
仕事とかけ離れすぎている資格を持っていたり、活かせる要素がない資格では意味がないですよね。
幼稚園や小学校で働く保育士や管理栄養士の資格を持つ人にとって、食育アドバイザーは取得するメリットがある資格なのでしょうか。
また、無理なく取得できることも重要です。
主婦や学生が資格取得を目指す場合とは違い、現在、保育士や管理栄養士として仕事をしている方の場合、学校に通って勉強したり、長期間かけて勉強するのは大変ですよね。
できれば短期間でスムーズに取得できる資格が良いでしょう。
食育アドバイザーは簡単に取得できる資格なのか、ということも気になります。
食育アドバイザーは保育士や管理栄養士のダブルライセンスにおすすめ！取りやすく活かしやすい
保育士は管理栄養士が取得する資格として、食育アドバイザーはおすすめ資格なのでしょうか。
当サイトの見解として、食育アドバイザーは保育や教育の現場で働く保育士や管理栄養士に非常におすすめの資格と言えます。
ダブルライセンスを取ることで仕事の幅が広がる、就職や転職に役立てられるということ以外に、食育アドバイザーを目指すメリットは2つあります。
1つ目は食育アドバイザーは他の食育資格と比べて取得しやすいということ。
2つ目は保育や教育の現場で活かしやすい資格ということです。
この2つの理由について詳しくご説明したいと思います。
食育アドバイザーが保育士や管理栄養士におすすめの理由①：取りやすい
食育資格の取り方は様々なタイプがあります。
大きく3つのタイプに分けることができるでしょう。
1つ目は、自分でテキストを購入して独学で勉強し、検定試験を受けるタイプ。人気の食育資格「食生活アドバイザー」は独学で受験することができるので、このタイプの資格と言えます。
2つ目は、学校に通って勉強することが取得条件になるタイプ。食育アドバイザーと名前が似ている「食育インストラクター」は上の級になると推進校に通って勉強する必要があるため、このタイプです。
3つ目は、指定された通信講座を受講して勉強し、カリキュラムが修了したら認定試験を受けるタイプです。
食育アドバイザーはこのタイプになります。
通信講座「資格のキャリカレ」で勉強し、全カリキュラムを修了した人だけが検定試験を受けられるという流れになっています。
独学の場合は自分で勉強するのが大変ですし、学校に通って勉強するのもハードルが高いですよね。
自宅で通信講座を受講するだけでOKの食育アドバイザーは取りやすい資格と言えるでしょう。
また、食育アドバイザーの検定試験は自宅受験でテキストを見てもOK。
さらに取りやすい資格と言えますね。
詳しくご説明していきましょう。
無理のないペースで取得できる
保育士や管理栄養士の仕事と平行して資格取得のための勉強するのは大変ですよね。
独学の場合は自分で勉強計画を立てる必要があったり、学校に通う場合は時間的な縛りが出てくるでしょう。
食育アドバイザーは通信講座「資格のキャリカレ」を受講して勉強できるのでとても楽。
大まかに決められたカリキュラムに沿って勉強すれば良いので、自分で勉強計画を立てる必要がありません。
学校に通うわけではなく自宅で勉強できるので自分のペースで進めることができるでしょう。
毎日コツコツするのが理想ですが、平日は仕事が忙しくて時間がとれない場合は、土日にまとめて勉強することもできます。
無理のないペースで勉強して取得できるので、忙しい保育士や管理栄養士の方にもおすすめです。
学習サポートがついているので安心
保育士や管理栄養士の仕事をこなすだけでも忙しいのに、食育アドバイザーの勉強までする余裕がないかも…と不安になるかもしれません。
食育アドバイザーを取得するためには、通信講座「資格のキャリカレ」で勉強することになるのですが、学習サポートサービスが充実しているので、スムーズに勉強できるでしょう。
全3回の添削指導と、回数無制限の質問受付サービスがついているのです。
難しくて理解できない部分があっても、添削問題で間違いを指摘してもらったり、質問して回答をもらうことができるので効率よく勉強することができます。
途中で行き詰ってしまう心配がありませんね。
仕事と両立しながら、無理なく勉強を頑張ることができるでしょう。
比較的難易度が低い
食育アドバイザーは、食育資格の中でも比較的難易度が低い資格です。
勉強するのは①食育の基礎知識、②食品の安全性についての基礎知識、③食育活動方法について、という基礎的な内容がメインになるので易しいでしょう。
さらにこの資格は、会場で受験するわけではなく、自宅で受験することになります。
通信講座の全カリキュラが修了したら試験に申し込み、試験問題が届いたら自宅で試験を受けるのです。
テキストを見ながら解いても良いので、丸暗記しておく必要もあります。
全体の70％以上正解すれば合格となるので難易度は高くありません。
しかも、もし不合格でも再チャレンジすることも可能なのです。
食育アドバイザーの難易度については、こちらの記事「食育アドバイザーの難易度を解説」で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
学習期間が短い
保育士や管理栄養士の仕事と両立して試験勉強する場合、あまり長期間にわたる勉強期間だと大変ですよね。
食育資格の中には6ヶ月ほどの学習期間が設定されている場合もありますが、半年も勉強に縛られるのはちょっとストレスが溜まるかもしれませんね。
食育アドバイザーは短期集中型なので仕事と平行して勉強するのにおすすめ。
標準的な学習期間は3ヶ月とされていますが、もっと早く取得できる方もいます。
3ヶ月くらいなら頑張れそうですよね。
また、仕事の都合なので3ヶ月で修了できない場合も大丈夫。
資格のキャリカレの通信講座は700日まで学習サポートがついているので、仕事が忙しくて勉強できなくなった場合は、少しお休みしてからまた再開することもできので安心です。
ここまで、食育アドバイザーが保育士や管理栄養士のダブルライセンスにおすすめの理由として「取りやすい」ということをお伝えしてきました。
このような内容なら、仕事が忙しくても無理なく取得することができるでしょう。
ただし、取りやすい簡単な資格であっても、取得した後に「全然役立たなかった…」となったら意味がありません。
せっかく取るなら、保育士や管理栄養士の仕事に活かせる資格が良いですよね。
次の章では、食育アドバイザーが保育士、管理栄養士が活かしやすい資格であることをご説明したいと思います。
食育アドバイザーが保育士や管理栄養士におすすめの理由②：活かしやすい
食育アドバイザーが保育士や管理栄養士におすすめしたい2つ目の理由は「活かしやすい」ということです。
具体的にどのように活かしやすい資格なのかお伝えしていきましょう。
保育士、管理栄養士それぞれの活かしやすさをご説明していきます。
食育アドバイザーは保育士が活かしやすい資格
保育士とは「専門的知識及び技術をもち、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うこと者」のことです。
保育士の資格を取るためには、保育原理、教育原理、社会的養護、保育の心理学、子供の食と栄養など、保育に関わる幅広い知識を学ぶことになります。
食と栄養についても勉強しますが、実際には保育士が食育指導することは少ないのが現状です。
多くの保育園では、保育士ではなく管理栄養士や調理師が食育指導を担当しているケースがほとんどでしょう。
でも、日々子供や保護者に接しているのは保育士ですよね。
そのため、保育士が豊富な食育知識を持っていれば、保護者からの食に関する悩みや相談に瞬時に答えられたり、好き嫌いが多い子供を上手くサポートできるなど、とてもメリットが多いのです。
幼児期の子供にとって食の問題はとても大きなものです。
子供の食に関する悩みを抱えている保護者の方はとても多いでしょう。
好き嫌いが多くて食事の時間がつまらない…という園児も多いかもしれませんね。
食育アドバイザーの食育知識があれば、そのような問題を解消する手助けができるので、あなた自身、やりがいを感じられるようになるでしょう。
また、管理栄養士や調理師を情報を共有する場合にも、食育アドバイザーの知識は多いに活かせるメリットもありますね。
食育アドバイザーは管理栄養士が活かしやすい資格
管理栄養士とは「栄養に関する高度な指導、栄養管理を行う専門家」です。
人体の構造と機能および疾病の成り立ち、食べ物と健康、栄養学、臨床栄養学など、専門的な知識を勉強します。
「管理栄養士の知識がるなら、食育アドバイザーの知識は必要ないのでは？」と思うかもしれませんね。
確かに、食育アドバイザーを取るために勉強する内容は、管理栄養士の方には物足りないかもしれません。
しかし、食育アドバイザーの勉強には、管理栄養士の勉強にはない魅力もあります。
それは、「初心者でも実践しやすい内容であること」です。
食育アドバイザーは専門家に向けた資格ではなく、食知識のない方でも挑戦できる初心者向けの資格となっています。
そして、そのような初心者でもすぐに実生活の中で実践できる内容を学べるのです。
スーパーの買い物で活かせる「鮮度の良い魚の見分け方」や、すぐに子供に教えられる「体に良いポテトチップスと体に悪いポテトチップスの違いは？」など、すぐに実践できる内容が満載です。
管理栄養士の、栄養と疾病の関係や栄養学などの難しい内容よりも、実践的なことが多いので、保育や教育の現場ですぐに活かすことができるでしょう。
子供にも理解できるようにかみ砕いて指導したり、保護者にもわかりやすい情報を発信できるようになります。
管理栄養士の専門的な知識、食育アドバイザーの実践的な知識を合わせることで、今までとは違った切り口で食育指導ができるようになるでしょう。
ここまで、食育アドバイザーが保育士や管理栄養士のダブルライセンスにおすすめの理由として「活かしやすい」ということをお伝えしてきました。
保育士、管理栄養士の知識に食育アドバイザーの知識をプラスすることで指導の幅が広がり、ワンランク上の指導ができるようになるでしょう。
このように、食育アドバイザーは「取りやすい」「活かしやすい」ことから、保育士や管理栄養士のダブルライセンスにおすすめです。
とてもメリットの多い資格であることがおわかりいただけたと思います。
でも気になる難点もありますので、お伝えしておきましょう。
食育アドバイザーを保育士や管理栄養士が取得する場合の注意点
食育アドバイザーは保育士や管理栄養士が取得する資格としておすすめである理由を紹介してきましたが、一つ注意点があります。
それは、この資格は必ず通信講座を受講して勉強するため、途中でやめることができないということです。
例えば、独学で勉強する場合は、テキストを買って勉強してみて「やはり勉強する時間がないから試験を受けるのはやめよう」ということもできますよね。
でも食育アドバイザーの場合は、必ず通信講座を受講して勉強する必要があります。
通信講座の受講料を支払ってから勉強を始めることになるので、途中でやめる場合は受講料が無駄になってしまいます。
もちろん、受講料が無駄になっても仕方ないと思える方は良いですが、受講料を無駄にしないためには、事前にどんな通信講座なのか確認しておくと安心ですね。
通信講座「資格のキャリカレ」の公式サイトから、食育アドバイザー講座の資料請求をすることができます。
WEB入力をして送信するだけで、無料で資料を入手できますので、利用してみてはいかがでしょうか。
食育アドバイザーは保育士や管理栄養士のダブルライセンスにおすすめ
今回は、保育士や管理栄養士の方がダブルライセンスとして持つ資格として、食育アドバイザーがおすすめであることをお伝えしてきました。
食育アドバイザーは食育資格の中でも比較的取得しやすい資格なので、忙しい保育士や管理栄養士の方でも無理なく取得できるでしょう。
そして、子供や保護者の食育指導に活かしやすい資格なので、仕事の幅を広げられるメリットもあります。
食育アドバイザーの実践的な知識は、あなたの自信にもつながるはずです。
ただし、必ず通信講座を受けないと資格試験を受けることができないため、事前にどんな通信講座なのか確認してから勉強をスタートさせてくださいね。