特定の食材に特化した資格もありますが、食全般的な食育資格を目指す方が多く、その中でも人気が高いのが食育アドバイザーです。
でも、幅広い食知識を学べるというメリットはわかっていても、具体的にどのようなおすすめポイントがあるのかわかりにくいですよね。
今回の記事では、食育アドバイザーをおすすめする3つの理由をご紹介したいと思います。
「身につくことが多い」「取得しやすい」「資格のキャリカレを受講できる」という3つのおすすめポイントを詳しくご説明していきましょう。
この理由がわかれば、人気が高い食育資格の中でも特にメリットの多い資格であることがわかるでしょう。
さらにメリットだけでなく気になる難点もお伝えしていきたいと思います。
食育アドバイザーを取得するメリットが知りたい!おすすめ度の高い食育資格?
食育系の資格は人気が高く、食に関する幅広い知識を身につけられるという魅力があります。
しかし、一口に食育資格と言っても様々なタイプがあるため事前に詳しく把握しておくことが大切です。
食育アドバイザーを取得することで得られるメリットは何なのか?おすすめ度の高い資格なのか知っておきたいですよね。
それがわからないと、通信講座に申し込んで勉強を始めた後に「あまり魅力のない資格だった…」と失敗してしまうかもしれません。
食育アドバイザーはおすすめ度の高い資格!おすすめする3の理由を解説
食育アドバイザーは人気の食育系資格の中でも、とてもおすすめ度の高い資格と言えます。
取得することで得られるメリットが非常に多いので、取得して良かったと思える資格でしょう。
それでは具体的にどのようなおすすめポイントがあるのでしょうか。
当サイトがおすすめする3つの理由についてご説明しましょう。
1つ目は身につくことが非常に多い資格ということ。健康的な食生活を送るための知識から食材選び、子供への食育指導など幅広い知識を身につけることができます。
2つ目は比較的取得しやすい資格ということ。自宅受験することができて、難易度も低めの資格なので無理なく合格を目指すことができます。
3つ目は通信講座「資格のキャリカレ」を受講できること。
この資格の認定講座となっている資格のキャリカレは教材もサポート体制も充実しているため、勉強しやすい環境が整っています。
1つずつ詳しくご説明していきたいと思います。
おすすめ理由1:身につくことが非常に多い資格だから
まず1つ目のおすすめ理由は、食育アドバイザーを取得するための勉強をすることで、以下のように多くの知識を身につけられるということです。
①健康的な食生活を送るための知識
生活習慣病など体の不調は偏った食事が原因になることが非常に多く、和食中心のバランスの良い食事を摂ることが大切です。
でも、「バランスの良い食事を作ろう!」と思っても具体的に何を作れば良いのか迷ってしまいますよね。
この資格を取得するためには、厚生労働省が推進する食事バランスガイドの使い方をマスターすることになるため、栄養バランスの良い食事を考えられるようになります。
徐々に自然と栄養バランスの良い献立を考えられるようになるでしょう。
今まで健康に対する意識が低かった人も、栄養と健康に関わる知識を学ぶことで、健康を考えた生活を送れるようになるかもしれませんね。
②おいしい料理を作るための知識
栄養バランスの取れた食事は大切ですが、同じくらい大切なことは「おいしいこと」ですよね。
食育資格というと、「体に良い食事は覚えられるけど、味はいまいちかも…」と思う方もいるかもしれません。
しかし、この資格では、家族においしい食事を提供することも大事な目的としています。
美味しいと感じて食欲を刺激することが、大切な食育であることを学ぶのです。
とは言っても、ただ味付けを変えたり濃い味にすることでおいしい食事を作るわけではありません。
素材そのもののおいしさを追求するスキルを身につけるのです。
魚、肉、魚などのおいしい食材の選び方を学ぶことができます。
旬の時期や鮮度の良さなどを具体的に学ぶので、すぐにスーパーで実践できるのも嬉しいですね。
おいしい食材を選ぶことで、おいしい料理を作れるようになるでしょう。
③ライフステージに合わせた食事に関する知識
食育は子供に役立つものというイメージがありますが、幼児からお年寄りまで幅広い年齢に役立つものでもあります。
食育アドバイザーの勉強では、乳幼児期、学童期、思春期、成人期、妊婦期、老年期などライフステージに合わせた適切な食事バランスを知ることができます。
例えば妊婦の頃に好きなものばかり食べるのではなく、栄養バランスを考えることが大事。
特に鉄、カルシウム、葉酸を積極的に取ることが大事です。
食育アドバイザーの資格を持つ「おかあさんといっしょ」の元体操のお兄さん小林よしひささんは、奥様が妊娠中に栄養バランスを考えた妊婦食を作っていたんだとか。
子供だけでなく、年齢に合わせた食事の取り方がわかると、今後の人生の中でもずっと活かしていくことができますね。
④体にいい食材選びの知識
コンビニ弁当やスナック菓子など、普段何気なく食べているものでも、実は知らないと怖い食品添加物がたくさん含まれていることがあります。
でも、どんな食材が体に悪くて、どんな食材は体に良いのかわからないと判断することができませんよね。
同じポテトチップスでも体に良いもの、悪いものがあります。
食育アドバイザーの勉強では、食品表示や添加物の知識を基礎からしっかり学ぶことになります。
そのため、スーパーなどで食品を選ぶ時には、サッと食品表示を見て「この商品より、こっちの商品のほうが体に良いからこっちを買おう」と判断できるようになるでしょう。
食品添加物は1日80種類以上も食べていると言われています。
長い人生において体に悪い食品添加物を摂る続けたらすごい量になりますよね。
この資格を取得することで、そのような悪影響をリセットできると考えると、非常に意義のある資格と言えますね。
⑤子供の体力・学力アップをサポートするための知識
最近は子供の食生活の乱れが問題になっています。
特に子供の成長にとって朝食を摂ることは非常に大切であることがわかっています。
農林水産省の「家庭における食育の推進」の中に「朝食摂取と学力調査の平均正答率との関係(小学校6年生)」、「朝食の摂取状況と新体力テストの体力合計点との関係(小学校5年生)」というデータがあります。
この公的データによると、朝食を毎日食べていない子供に比べて、毎日食べている子供のほうが体力も学力も良いという結果が出ているのです。
(その理由として、就寝中に消費したブドウ糖を摂ることで、集中力や学習能力がアップするとされています。
だから朝食を摂ることは非常に重要なのですね。
食育アドバイザーの資格を取るためには、このように子供の食生活が具体的に成長にどのような影響を与えるのか学ぶため、子供の体力、学力アップをサポートできるようになるのです。
さらに、栄養学の基礎知識を学ぶことで、栄養素の働きや栄養バランスを理解できるようになることから、子供の免疫力を高める食事も作れるようになるでしょう。
子供のアレルギーなどの原因につながるとされている「残留農薬」を減らすための調理法なども詳しく学ぶことができます。
このように知識と実践力を身につけることで、子供の体力、学力アップをサポートできることがおすすめポイントの1つです。
⑥子供に食育指導するための知識
幼稚園や学校などでは積極的に食育指導が行われていますが、家庭の中での食育指導も大切ですよね。
でも、いざ子供に指導しようと思っても意外と難しいものです。
正しい知識を持っていないと、自信をもって教えることができませんよね。
食育アドバイザーの勉強では、正しい食事作法だけでなく、食文化や世界の食糧事情などを学ぶため、色々なアプローチで食育指導ができるようになります。
子供に無理に教える食育ではなく、楽しみながらしっかり大切なことを伝えていけるでしょう。
このように、食育アドバイザーの勉強では多くの知識につけられることが、おすすめしたいポイントの1つです。
- 健康的な食生活を送るための知識
- おいしい料理を作るための知識
- ライフステージに合わせた食事に関する知識
- 体にいい食材選びの知識
- 子供の体力・学力アップをサポートするための知識
- 子供に食育指導するための知識
1つの資格を取ることで、このように様々な知識を身につけられるので、とてもお得な資格と言えますね。
さらに、これらの知識はすぐに実生活で活かせるものばかりです。
資格を取得して終わりではなく、しっかり今後の生活に活かしていける資格ということが大きな魅力ですね。
おすすめ理由2:取得しやすい資格だから
食育アドバイザーをおすすめする2つ目の理由は、取得しやすい資格だからということです。
学べることが多い資格であっても、試験が難しくてなかなか取得できない資格もあります。
食育アドバイザーは比較的ハードルが低い資格なので、無理なく合格を目指せるでしょう。
この資格の内容をまとめましたので、下の表をご覧ください。
学習内容 | ①食育の基礎知識、②食品の安全性についての基礎知識、③食育活動方法 |
学習内容の特徴 | ・家庭で活かす食知識をメインに学ぶ ・子供の食育に活かせる知識を学ぶ ・食育活動を実践するノウハウを学ぶ |
資格取得の方法 | 通信講座「資格のキャリカレ」のカリキュラムを修了した後、試験を受け合格基準をクリアすれば合格 |
受験資格 | 通信講座「資格のキャリカレ」のカリキュラムを修了すること |
試験日 | 随時 |
試験場所 | 自宅 |
試験内容 | テキストを見てもOK、再チャレンジOK |
合格基準 | 得点率70%以上 |
学習期間 | 3ヶ月 |
取得しやすい要素として、「学習内容が基礎的」「試験の難易度が低め」「学習期間が短い」ことが挙げられます。
①学習内容が基礎的
上の章でご紹介したように、この資格を取ることで得られる知識はたくさんあります。
でも、あくまでも家庭で活かすことを目的とした資格なので、どの分野も基礎的な内容がメインとなっています。
家庭で活かすこと、子供の食育に活かすことを目的としています。
実際にどのように食育活動を実践するのか学ぶ内容もありますが、ノウハウを学ぶだけであり実践力を問われるわけではありません。
食ビジネスの場で活かすような専門的なことを学ぶことはないので、難しくて勉強に行き詰ってしまう…という心配は少ないでしょう。
②試験の難易度が低め
この資格を取るためには、通信講座「資格のキャリカレ」の全カリキュラを修了した後に、自宅で試験を受ける流れになります。
受験資格は通信講座を受講するだけなので、どなたでも気軽にチャレンジできる資格と言えます。
好きなタイミングで自宅で受験することができて、テキストを見てもOK。70%以上正解すれば合格なので難易度は低いです。
しかも、もし不合格でも再チャレンジが可能なので、ほぼ100%の方が取得できるでしょう。
食育アドバイザーの難易度については、こちらの記事「食育アドバイザーの試験の難易度について」で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
③学習期間が短い
さらに、取得しやすい理由として、学習期間の短さも挙げられます。
食育アドバイザーの学習期間は約3ヶ月と設定されています。
他の食育資格は4~6ヶ月ほどに設定されている場合もあるので、短期間で取得できる資格と言えるでしょう。
仕事や子育てに忙しい方でも気軽に勉強できる資格と言えますね。
このように、比較的取得しやすい資格であることも、おすすめポイントの1つと言えます。
得られる知識は多く、でも取得しやすい資格ということで、人気資格であるのも納得ですね。
おすすめ理由3:通信講座「資格のキャリカレ」で勉強できる資格だから
最後にご紹介するおすすめ理由は、通信講座「資格のキャリカレ」に関することです。
食育系の資格は大きく3つの勉強方法があります。
1つ目は教材を書店やAmazonなどで買って、独学して試験を受けるパターン。
2つ目は指定された通信講座を受講して勉強して試験を受けるパターンです。
3つ目は指定された学校へ行き受講して勉強して試験を受けるパターンです。
食育アドバイザーは2つ目の通信講座を受講して勉強する資格です。
自分で勉強する独学のような大変さがなく、学校に通うような時間的な縛りもないので安心です。
さらに、指定されている「資格のキャリカレ」は実績ある大手通信講座なので安心して勉強できるでしょう。
他の食育資格の場合、指定された通信講座があまり評判が良くなかったり、教材が少ないなどイマイチなこともあります。
食育アドバイザーは評判の良い通信講座で受講できるので安心というメリットがあります。
具体的には、「カリキュラム」「教材」「サポート体制」が充実しているのです。
詳しく見ていきましょう。
①短期間で効率よく勉強できるカリキュラム
資格のキャリカレの食育アドバイザー講座は、3ヶ月という短期間で食育全般的な知識を身にるけられるようなカリキュラムを設定しています。
①食育の基礎知識(基礎)→②食品の安全性についての基礎知識(実践)→③食育活動方法について(応用)と、基礎から応用までテンポよく学んでいくので、無理なく効率よく進めることができるのです。
標準学習期間は3ヶ月となっていますが、もっと短期間で取得できる方もいるほどです。
わかりやすく覚えやすい教材
資格のキャリカレの人気の理由は、教材の良さにあります。
食育アドバイザー講座で使用するテキスト、動画講義もわかりやすく覚えやすい教材となっています。
テキストは、初心者でも抵抗なく進められるようにフルカラーでイラストや図が多めの内容。
難しい文章が並んでいるのではなく、わかりやすい文章で説明しているのが特徴です。
実生活ですぐに活かせるような内容を織り交ざるなど、飽きずに進められる工夫もあるので、どんどん読み進められるでしょう。
動画講義では、テキストだけだとやや難しい食材選びの知識をわかりやすく解説しています。
文章だけだと頭に入らない方でも、映像を見ることで理解しやすくなるでしょう。
③手厚いサポートサービス
資格のキャリカレは、教材が良いだけでなく、サポート体制も充実しています。
全3回の添削指導では専属スタッフが丁寧に指導してくれるので、弱点あってもその都度クリアにしながら進めることができるでしょう。
さらに質問サービスば無制限で利用することができます。
わからない問題があれば、その都度プロに質問できるので安心して勉強を進められますね。
このように、食育アドバイザーの認定通信講座は、カリキュラム、教材、サポート体制とバランスよく充実しています。
通信講座の魅力についてはこちらの記事「食育アドバイザーのおすすめ通信講座について」でも解説しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
食育アドバイザーの気になる点は?
ここまで、食育アドバイザーのおすすめポイントについてご説明してきました。
非常にメリットの多い資格であることがおわかりいただけたと思います。
でも、いくつか気になる点もありますので、最後にお伝えしておきたいと思います。
必ず通信講座を受講する必要がある
食育系の資格の中には、食生活アドバイザーのように独学で取得できる資格もあります。
その場合はテキスト代だけで、通信講座の受講料を払う必要がありません。
食育アドバイザーの場合は独学することはできません。
通信講座「資格のキャリカレ」を受講しないと試験を受けることができないので、必ず受講する必要があるのです。
通信講座の受講料が必ずかかること、課題を提出する必要があることなど負担に感じる方もいるかもしれませんね。
プロ向けの資格ではない
上の章でもお伝えしてきましたが、食育アドバイザーは家庭で活かすための食育の基礎的な内容を学ぶことになります。
だから「取得しやすく、すぐに実践できる資格」ということで人気を集めています。
でも、反対にプロ向けの資格ではないということが難点とも言えます。
栄養士や調理師の資格のように食業界ですぐに活かせるような知識を勉強するわけではありません。
そのため「簡単すぎて物足りない」と感じる方も多いかもしれませんね。
このように、メリットの多い資格ではありますが、必ず通信講座を受講する必要があること、プロ向けの資格ではないのでやや物足りないということを頭に入れておきたいですね。
この難点を考慮した上で、あなたにとってメリットの多い資格なのか見極めてくださいね。
食育アドバイザーはメリットの多いおすすめ資格
今回は、食育アドバイザーのおすすめポイントについてご紹介してきました。
この資格のおすすめポイントは「身につくことが多い」「取得しやすい」「資格のキャリカレで勉強できる」ということ。
それぞれの内容についてご説明してきました。
メリットが多く、おすすめできる食育資格であることは間違いありません。
ただし、必ず通信講座を受講することになる、物足りない場合もあるという難点もあるでしょう。
「あなたがどんな目的で取得するのか」「どのような勉強をしたいのか」について考えることが大切です。
その上で食育アドバイザーは満足できる内容なのか見極めましょう。
公式サイトから資料請求をして学習内容をチェックすることもできますので、利用してみてはいかがでしょうか。