食育アドバイザーの資格を取得したいと思っても「勉強する時間があるか不安」という方は多いでしょう。
この資格は食育系の資格の中でも比較的難易度が低い資格ではありますが、ある程度の勉強時間は必要です。
事前にどれくらいの勉強時間を要するのか確認しておかないと、勉強を始めてから「勉強時間が確保できない…」とストレスになってしまうかもしれませんね。
そこで今回は、食育アドバイザーを取得するために必要な勉強時間について解説したいと思います。
食育アドバイザーの勉強時間の目安は1日15分、勉強期間の目安は3ヶ月です。
この勉強時間を目安にして効率よく勉強する方法もご紹介したいと思います。
勉強時間と勉強方法を把握し、「これならできそう!」と納得した上で勉強を始めましょう。
食育アドバイザーの勉強時間を知りたい!1日の勉強時間と学習期間の目安はどれくらい?
食育資格は、食育アドバイザー、食育インストラクター、食生活アドバイザーなど似たような資格が多いですが、それぞれ学習期間は異なります。
難易度が低く、覚える範囲がそれほど広くない食育資格の場合は勉強時間は短めに設定されています。
一方学習範囲が広く専門的な内容が多く含まれる食育資格の場合は、長めの勉強時間が必要になります。
食育アドバイザーの場合は、どれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。
毎日の勉強時間、さらにトータルで何ヶ月くらいの学習期間が目安になっているのでしょうか。
それがわからないとチャレンジできる資格なのか判断しにくいですよね。
食育アドバイザーの勉強時間は1日15分が目安!3ヶ月の短期間で取得を目指す
食育アドバイザーの資格を取得するためには、この資格を主催する一般財団法人日本能力開発推進協会が指定する通信講座「資格のキャリカレ」を受講する必要があります。
資格のキャリカレの全カリキュラムを修了した人だけが、食育アドバイザーの検定試験を受けることができるのです。
そのため食育アドバイザーの勉強時間、学習期間の目安は、資格のキャリカレが設定しています。
1日の勉強時間は15分、学習期間は3ヶ月を標準としています。
独学の場合は、自分で勉強時間を設定する必要があるので大変ですが、このように目安が決められていると安心ですね。
この勉強時間に従って勉強すればスムーズに合格を目指すことができるでしょう。
「勉強時間1日15分」「学習期間3ヶ月」について詳しくご説明していきましょう。
1日15分の勉強時間を目安にする
学習期間だけ決められている通信講座もありますが、その場合、1日何分勉強すれば良いかわかりにくいですよね。
1日5分で3ヶ月勉強する場合と、1日1時間で3ヶ月勉強する場合ではトータル勉強時間が大きく違います。
食育アドバイザーの通信講座の場合は1日15分と設定されているのでわかりやすいです。
しかも15分という短い時間設定なので、忙しい方でも無理なく勉強することができるでしょう。
仕事、子育てや家事などで毎日忙しい方でも、15分ならすきま時間に確保することができますね。
もちろん「もっと時間が取れるから勉強したい」という方は、毎日15分以上勉強しても良いでしょう。
最低でも15分勉強すればOKと考えてくださいね。
また、1日15分という勉強時間を決めておくと、勉強できない日があっても安心です。
「今日は忙しくて勉強できなかったら、明日は30分勉強しよう」とすることができるでしょう。
毎日の勉強時間を設定しておかないと、忙しくて勉強できなかった日は「今日は忙しかったから仕方ない」と、サボり癖がついてしまうかもしれませんね。
1日15分という目標設定をすることで、ペースを崩さず勉強できるメリットがあります。
3ヶ月を学習期間の目安にする
資格のキャリカレの食育アドバイザー講座が設定している学習期間は3ヶ月。
他の食育資格と比較すると、短期間で取得できることがわかるでしょう。
食生活アドバイザーは4ヶ月、食育インストラクターは6ヶ月の学習期間が設定されています。
1日の勉強時間が少なくても、長期間勉強する必要があると大変ですが、食育アドバイザーは3ヶ月という短期間学習が可能です。
できるだけ短い勉強時間で取得したいという方は、食育アドバイザーがおすすめですね。
食育アドバイザーの学習期間が3ヶ月と設定されている理由は、1ヶ月1テーマずつ勉強するからでしょう。
この資格を取得するために勉強する内容は、①食育の基礎知識、②食品の安全性についての基礎知識、③食育活動方法について、と3つのテーマに分かれています。
1ヶ月1テーマずつ進めるとちょうど良いということですね。
このように、食育アドバイザーを取得するためには、1日15分、3ヶ月という勉強時間が設定されています。
他の食育資格よりも比較的短時間で取得できる資格と言えるでしょう。
しかし、この勉強時間はあくまでも目安です。
ダラダラ勉強してしまったり、無駄な勉強をしてしまうと、1日15分勉強しても3ヶ月では終わらないかもしれません。
次の章では限られた勉強時間の中で上手く勉強するポイントをご説明したいと思います。
食育アドバイザーの限られた勉強時間の中で合格を目指すための3つのポイント
食育アドバイザーの勉強時間は「1日15分、3ヶ月」と設定されていますが、この期間内でしっかりカリキュラムを終えること、その上で試験を受けて合格することが重要です。
そのための3つのポイントをご説明しましょう。
「大まかな学習計画を立てる」「毎日無理なく勉強する」「効率よく勉強する」ことがおすすめです。
詳しくご説明したいと思います。
大まかな勉強計画を立てよう
食育アドバイザー講座のカリキュラムを3ヶ月で修了するためには、1日15分という学習時間が設定されています。
この勉強時間のペースを崩さずに3ヵ月間勉強するためには、勉強を始める前に大まかな勉強計画を立てるのがポイントです。
ノートを1冊用意して、以下のように書いておくと良いでしょう。
日付 | 曜日 | 学習時間 | 学習内容 | スケジュール |
4月1日 | 月 | 15分 | 勉強スタート! | |
4月2日 | 火 | 30分 | ||
4月3日 | 水 | 0分 | 子供の行事 | |
4月4日 | 木 | 15分 | ||
4月5日 | 金 | 15分 | ||
4月6日 | 土 | 30分 | ||
4月7日 | 日 | 0分 | 家族で外出 | |
4月8日 | 月 | 15分 | ||
4月9日 | 火 | 30分 | ||
4月10日 | 水 | 0分 | 仕事の会議 | |
4月11日 | 木 | 15分 | ||
4月12日 | 金 | 15分 | ||
4月13日 | 土 | 15分 | ||
4月14日 | 日 | 15分 | ||
4月15日 | 月 | 15分 |
このように「子供の行事がある日は勉強できなそうだから前日に30分勉強しておこう」などとあらかじめ決めておくとスムーズに進めることができるでしょう。
もちろん、予定外の事情で勉強できない日もあると思いますが、わかる分は予定を立てておくと良いですね。
「学習内容」の欄については次の章でご説明しますね。
毎日無理なく勉強しよう
3ヶ月という期間の中でしっかり学習内容を身につけるためには、最後までペースを崩さず勉強することが大事です。
3ヶ月という学習期間は、他の食育資格の学習機関と比べると短いですが、実際に勉強をしてみると決してあっという間ではありません。
仕事や子育てなど忙しい方の場合は特に長く感じるかもしれませんね。
そんな中でも最後まで勉強を続けるためには、毎日無理なく勉強することが大事です。
毎日テキスト〇ページずつなどと目標を決めてしまうと「今日は疲れてやりたくない…」ということもあり、モチベーションが維持しにくいでしょう。
あくまでも1日15分という時間は守りつつ、その時間の中で勉強することはその日の気分次第にしておくのがおすすめです。
そして、勉強した内容を先ほどのノートに書いておくと良いですね。
例えば以下のように書いておきましょう。
日付 | 曜日 | 学習時間 | 学習内容 | スケジュール |
4月1日 | 月 | 15分 | ・食育の目的 | 勉強スタート! |
4月2日 | 火 | 30分 | ・一日3回の食事の重要性 | |
4月3日 | 水 | 0分 | 子供の行事 | |
4月4日 | 木 | 15分 | ・おやつの重要性 | |
4月5日 | 金 | 15分 | ・食育マナー | |
4月6日 | 土 | 30分 | ・食育マナー | |
4月7日 | 日 | 0分 | 家族で外出 | |
4月8日 | 月 | 15分 | ・フード・マイレージ | |
4月9日 | 火 | 30分 | ・世界の食料事情 | |
4月10日 | 水 | 0分 | 仕事の会議 | |
4月11日 | 木 | 15分 | ・学校給食と外食の役割 | |
4月12日 | 金 | 15分 | ・行事食と郷土料理 | |
4月13日 | 土 | 15分 | ・栄養と栄養素 | |
4月14日 | 日 | 15分 | ・栄養と栄養素 | |
4月15日 | 月 | 15分 | ・栄養素の種類と働き |
例えばこのように学習した内容を書いておけば、後から見返して「こんなに頑張った」という自信にもなるでしょう。
この項目はあまり勉強していないから重点的に復習しておこう、という試験対策もできますね。
効率よく勉強しよう
3つ目のポイントは、効率よく勉強することです。
効率よく勉強すれば1日15分の勉強時間でもしっかり知識を身につけられるでしょう。
そのためにおすすめしたいのは「質問サービスを利用する」「ノートにまとめる」「実生活と結び付けて覚える」ことです。
詳しくご説明しましょう。
質問サービスを利用する
通信講座「資格のキャリカレ」では、学習サポートの1つとして質問サービスを行っています。
わからないことがあれば、郵送かメールで質問することができるのです。
回数に制限はなく、無料で利用することができるので、ぜひ利用しましょう。
疑問に思う部分があれば質問して、問題を解決しながら進めると効率よく進められるでしょう。
ノートにまとめる
資格のキャリカレの教材はテキストを映像講義となっています。
これらの教材を見ながらどんどんインプットしていくのですが、ただ読んだり映像を見るだけでは頭に入らないこともあるでしょう。
難しい内容などは、その都度ノートにまとめながら進めるのがおすすめ。
できれば自分の言葉でまとめてくださいね。そうすることで頭に入りやすくなり、効率よく覚えることができるでしょう。
実生活と結び付けて覚える
この資格の魅力はすぐに実生活で活かせる内容を多く学ぶことです。
そこでおすすめしたいのが、勉強した内容を実生活と結び付けて覚えること。
旬の食材の選び方を勉強したらスーパーでその食材をチェックしてみる、残留農薬を減らす調理法を学んだら実際に試してみるなど、実生活の中で試してみることで、効率よく知識が身につきやすくなるでしょう。
このように、効率よく勉強をすることで、3ヶ月という短期間でも十分な試験勉強ができるでしょう。
効率よく進めるための食育アドバイザーの勉強方法については、こちらの記事「食育アドバイザーの勉強方法について」でもっと詳しくご紹介していますのでぜひチェックしてみてくださいね。
計画通りに進まない場合は3ヶ月にこだわらず勉強しよう
ここまで「大まかな学習計画を立てる」「毎日無理なく勉強する」「効率よく勉強する」という3つのポイントをお伝えしてきました。
これにより短期間でもスムーズに勉強できるはずです。
でも、どうしても3ヶ月で勉強できない場合もあるでしょう。
その場合は3ヶ月にこだわらなくても大丈夫。資格のキャリカレの学習サポートはなんと700日まで受けることができるのです。
学習サポートは先ほどご説明した「質問サービス」や「添削指導」などです。
3ヶ月を目安にして勉強を進めることがベストですが、家族や仕事の事情により進められない場合は一度休止して、また学習を再開すると良いですね。
食育アドバイザーの勉強時間の目安は1日15分、3ヶ月。無理なく計画を立てて勉強しよう
今回は食育アドバイザーの勉強時間についてお伝えしてきました。
この資格は通信講座「資格のキャリカレ」を受講して勉強することになりますが、学習時間は1日15分、3ヶ月で勉強できるカリキュラムとなっています。
「勉強する時間を確保できるか心配」という方も、このような短い学習時間なら無理なく進められるでしょう。
ただし、限られた時間の中で食全般的な勉強をするためにはポイントをおさえて進めることが大事です。
「大まかな学習計画を立てる」「毎日無理なく勉強する」「効率よく勉強する」というおすすめの勉強法をご紹介してきました。
今回ご紹介した勉強時間、勉強方法を参考にしていただき、あなたに合った勉強方法を見つけてみてくださいね。