食育アドバイザーは食知識のない方でも比較的簡単に取得できる資格です。
自宅でテキストを見ながら受験できるので、ハードルが低い試験となっています。
しかし、事前にしっかり勉強しておかないと簡単に解くことはできないでしょう。
それでは、食育アドバイザーはどのような方法で勉強するのでしょうか。
どんなに易しい資格とされていても、事前に勉強方法を知っておかないと不安ですよね。
今回の記事では、食育アドバイザーを取得するための勉強方法について解説していきたいと思います。
この資格を取得するためには、通信講座「資格のキャリカレ」を受講し、テキストと添削課題で勉強を進めることになります。
その具体的な勉強の流れと、効率よく進める勉強方法についてもご紹介したいと思います。
実際どんな勉強をして試験対策をするのかわかると、安心して勉強を始めることができるでしょう。
食育アドバイザーの資格を取るためにはどんな勉強をするの?勉強方法がわかりにくい
食育系の資格はたくさんありますが、それぞれ勉強方法は異なります。
書店でテキストを買って独学して試験対策する資格のあれば、指定された料理学校などに通って勉強した上で受験する資格もあります。
最も多いのが指定された通信講座を受講して勉強し、カリキュラムが修了した後に受験するパターンですね。
このように、独学、通学、通信講座と色々な勉強方法があるので、ちょっと混乱してしまいますよね。
さらに、それぞれの勉強方法がわかっても、具体的にどのように勉強を進めるのもわかりにくいでしょう。
学生の時以来、久しぶりに勉強するという方の場合は、何から手をつければ良いのかわからない…という状態になる方もいるかもしれませんね。
食育アドバイザーの勉強方法は通信講座!勉強の進め方と効率よく勉強するコツとは⁉
食育アドバイザーは、どんな方法で勉強するのか?具体的にどのように進めるのか?ということがわかりにくいですよね。
具体的な勉強方法がわからないままに勉強をスタートさせるのはちょっと不安ですよね。
ここからは、そのような不安を解消するために、詳しい勉強方法を解説していきたいと思います。
まず、この資格は通信講座「資格のキャリカレ」を受講して勉強することになります。
「1日15分で3ヶ月」が学習期間の目安となり、具体的にはテキストを読んで課題を提出するという流れを繰り返します。
さらに、効率よく勉強するためのコツや注意点もお伝えしていきましょう。
1つずつ詳しく見ていきますね。
食育アドバイザーの勉強方法は通信講座「資格のキャリカレ」のカリキュラムにそって進める
まず食育アドバイザーの勉強は通信講座「資格のキャリカレ」を受講して進めることになります。
食育アドバイザーの試験を受ける条件として、「資格のキャリカレの全カリキュラムを修了すること」となっているのです。
資格のキャリカレは、食育アドバイザーを主催する一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する通信講座となっています。
食育アドバイザーの資格を持つために必要な知識をしっかり勉強した上で、試験を受けてください、ということですね。
食育資格の中には独学して受験するケースもありますが、何をどう勉強すれば良いのか迷ってしまいます。
また、指定された学校に通った上で受験するケースもありますが、時間もお金もかかるためハードルが高いですよね。
通信講座は独学の気軽さと、通学の安心感のどちらも兼ね備えた勉強方法と言えるでしょう。
しかも、この資格の認定講座である「資格のキャリカレ」はおすすめ要素が多い通信講座でもあります。
わかりやすいテキストやDVD教材が揃っていて、丁寧な添削指導や質問サービスも非常に評判が良いです。
こちらの記事「食育アドバイザーの通信講座のおすすめポイントについて解説」では、資格のキャリカレで勉強するメリットについて詳しく解説しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
食育アドバイザーの勉強は1日15分で3ヶ月が目安
資格のキャリカレの食育アドバイザー講座の魅力は、短期間で効率良く勉強できるカリキュラムであることです。
1日15分ずつの勉強で3ヶ月勉強すると修了するスケジュールが組まれているのです。
勉強が苦手な方でも、仕事や子育てが忙しくて勉強時間を確保しにくい方でも1日15分なら無理なく勉強できますね。
食育系の資格は、4ヶ月程度の学習期間が標準的で、6ヶ月程度かかる講座もあるため、3ヶ月という学習期間は比較的短いと言えます。
食育アドバイザーの勉強の進め方はテキスト&添削課題
ここまで、食育アドバイザーを取得するための勉強方法は、通信講座「資格のキャリカレ」を受講すること、3ヶ月の短期間学習が可能であることをお伝えしてきました。
それでは、具体的にどのような勉強方法で進めていくのでしょうか。
詳しい進め方をお伝えしたいと思います。
食育アドバイザーを取得するために勉強することは、①食育の基礎知識、②食品の安全性についての基礎知識、③食育活動方法について、という3つのテーマです。
それぞれ1つのテーマを1ヵ月で勉強する流れになります。
具体的には、テキストを読み知識を覚えていき、テーマごとのテキストを読み終えたら、添削課題を解いて提出します。
そしてまた次のテキストを読んで課題を解いて…と繰り返していくことになります。
以下のように「ガイダンス」→「1ヶ月目:①食育の基礎知識」「2ヶ月目:②食品の安全性についての基礎知識」「3ヶ月目:③食育活動方法について」と進めていきます。
はじめに:ガイダンスDVDを見る
テキストで勉強する前に、まず10分ほどのガイダンスDVDを見ます。
このDVDに収録されているのは、これから勉強する内容と進め方について。
これを見ることで、これからどんな勉強をするのか知ることができます。
食育アドバイザーの勉強は、基礎→実践→応用と徐々に難しい内容になっていきます。
そのため、何となく勉強を始めてしまうと「だんだん難しくなってきて集中できなくなってきた…」となる恐れがあります。
学習を始める前に、あらかじめどのような勉強をするのか全体像を把握しておくことで、ちょっと難しい内容になってきても、焦らずついていけるでしょう。
1ヶ月目:食育の基礎知識
ガイダンスDVDを見終わったら、はじめの1ヶ月は食育の基礎知識を学んでいきます。
具体的な勉強内容は以下になります。
食育の基礎知識
- 食育の目的
- 食欲をはぐくむ重要性
- 一日3回の食事の重要性
- 共食の重要性と孤食の問題点
- おやつの重要性
- 食育マナー
- フード・マイレージ
- 世界の食料事情
- 食料自給率
- 学校給食と外食の役割
- 行事食と郷土料理
- 栄養と栄養素
- 栄養素の種類と働き
- 食事摂取基準
- 年代による望ましい食事
- 一日に必要なエネルギー量
- 食事バランスガイド
- バランスのよい食事
- バランスのよい献立
など
食育の目的から食育マナー、栄養と栄養素、バランスの良い献立など、基礎的ではありますが、広い範囲の知識を覚えることになります。
覚えることは多いですが、実際の食生活に関連することが多いので、それほど苦労せずに覚えられるでしょう。
一通りテキストを読み終えたら、1回目の課題を提出します。
はじめに送られてきた教材一式の中に課題の紙が入っているので、そちらに書いて送るか、WEB上で解答することもできます。
どちらかの方法で提出することになりますので、提出しやすい方法を選びましょう。
添削指導が戻ってくるのは、1~2週間後になるため、次のテーマを進めておきます。
2ヶ月目:安心・安全な食品の選び方
2ヶ月目に勉強する内容は、安心・安全な食品の選び方です。
ただ知識を覚えるだけでなく、食品の目利き術を身につけることができる実践的なテーマになります。
具体的な勉強内容は以下になります。
食品の安全性についての基礎知識
- 食品添加物の種類と使う目的
- 食品添加物の食品表示
- 有害物質と遺伝子組み換え食品
- 表示の見分け
- ポストハーベスト農薬
- 32種類の具体的な食品の注意点や選ぶ際のポイント等
このように、食品添加物や有害物質、遺伝子組み換え食品などの基礎知識を勉強します。
32種類もの食品例の選ぶポイントや注意点を知ることができるので、すぐにスーパーでの買い物で実践したくなる内容が満載です。
また、このテーマではやや専門的な難しい内容も入ってきますが、難しい部分はDVDの映像講義で学ぶことができるので安心です。
それぞれの食材のプロ講師がわかりやすく丁寧に説明してくれるので、理解しやすく、実践しやすいでしょう。
テキストを読み、映像講義を見て知識を頭に入れることができたら、1回目と同じように、課題を解いて提出します。
3ヶ月目:食育活動の方法を学ぶ
最後の3ヶ月目に学ぶのは食育活動方法についてです。
この資格は基本的に家庭の中で活かせる知識を学ぶことになりますが、さらにその知識を家庭以外の食育活動で活かす方法も勉強します。
以下が、このレッスンで学ぶ内容です。
食育活動方法について
- 食育活動への参加
- 食育活動ネットワークの構築
- NPO法人の探し方
- 食育活動事例
など
食育セミナーや料理教室など、実際に食育アドバイザーを活かした事例を見ながら、食育アドバイザーとしての活動方法を理解します。
今は「家庭で活かせれば十分」と思っていても、将来的に食育知識を活かした仕事をしたくなるかもしれません。
そのような時のためにも、食育活動の内容を理解しておくと良いですね。
テキスト勉強が終わったら、3回目の課題を提出します。
ここまで、食育アドバイザーの勉強の進め方について見てきました。
基礎、実践、そして応用として指導方法まで、食育アドバイザーとしてのスキルを身につけることができるでしょう。
食育アドバイザーの勉強をスムーズにするコツと注意点
最後にご紹介するのは、食育アドバイザーの勉強をスムーズに進めるためのコツです。
注意点があるケースもありますで、合わせてお伝えしたいと思います。
質問サービスを利用する
通信講座は基本的に一人で勉強することになるため、テキストを読んでいて疑問やわからないことが出てくることもあるでしょう。
その場合は、必ず質問サービスを利用することが賢い勉強方法です。
食育アドバイザー講座では、郵送かメールで質問をすることができます。
「こんな些細な質問をしてもいいかな…」「質問するのはちょっと面倒…」と億劫になる方もいるかもしれません。
でも、資格のキャリカレでは、些細なことでも丁寧に答えてくれると評判の質問サービスなので、ぜひ利用しましょう。
回数制限がある通信講座もありますが、資格のキャリカレの質問サービスは回数無制限となっていますので、回数を気にせず利用できるので便利です。
専任スタッフが丁寧に回答してくれるので、行き詰ることなく勉強を進められるでしょう。
わからないことをそのままにしておいても、試験には合格できるかもしれません。
でも、取得後に「この情報はどうしてこうなんだろう…」と疑問が残ったままになるかもしれませんね。
せっかく受講料を払って勉強するので、質問サービスをフル活用したいですね。
注意点:返答には時間がかかる
とても便利な質問サービスですが、すぐに返答がこないという問題がありますのでご注意ください。
これは他の通信講座でも大体同じなのですが、質問してから返答がくるまで1週間程度かかります。
どうしても今すぐ解決したい!という問題があっても、即答してもらえるわけではありません。
はじめに一通りテキストをサラっと読み、わからない部分があれば、まとめて先に質問しておくと良いでしょう。
その返答をもらってから、じっくり読み進めていくと比較的スムーズです。
ノートを作ってまとめる
食育アドバイザーの勉強方法は、「テキストとDVDを見て勉強する→添削課題を提出する」という流れになりますが、問題を解く機会がやや少ないという難点があります。
一般的な試験勉強の場合は、テキストを読んだら問題集を解き、わからないことがあれば、再度テキストを読んで復習するという流れになるでしょう。
インプットとアウトプットを繰り返すことで知識が定着しやすくなるのです。
食育アドバイザーは課題提出のみで問題集がないので、知識が定着しにくいかもしれません。
試験を受ける場合はテキストを見ながら解くことができますが、全く頭に入っていない知識が多いと難しいかもしれませんね。
テキストを読んでいて苦手な分野があれば、ノートを作ってまとめておく勉強方法が効果的です。
また、提出した課題の中で間違った部分があれば、それもノートにまとめておきましょう。
そうすれば、試験を受ける時はもちろん、取得後に復習することもできるのでおすすめです。
注意点:自分の言葉でまとめる
ノートにまとめることで知識を定着させやすくなりますが、ただテキストの文章を写しただけでは効果がありません。
ノートに書く時は、自分の言葉で書くことが大切です。
難しい用語でも「どんなふうな文章で説明しようかな」と考えることで、頭に入りやすくなるでしょう。
実生活に結び付けて理解していく
食育アドバイザーは家庭で活かせる知識を多く学ぶ資格です。
そのため、学んだ知識は実生活に結び付けて理解していくという勉強方法がおすすめ。
例えば、栄養バランスの良い献立作りについて勉強した時には、その例に合わせた食事を作ってみましょう。
料理の写真を撮っておけば、後から見て復習することもできますね。
食材選びも実践しやすい項目です。例えば、「ひき肉を選ぶ時は肉8:脂2」という勉強をした後にスーパーに行ったときは、その通りのひき肉を買ってみましょう。
このように、ただテキストを見ているだけでなく、実践してみると、より知識が身につきやすくなるのでおすすめです。
この資格は試験に合格することがゴールではなく、資格取得のために勉強した知識を今後の生活の中で活かしていくことが目的です。
「テキストを見ながらテストを受けられるから大丈夫」ではなく、しっかり知識を自分のものにしていけるようにしたいですね。
注意点:すぐに実践できないものはノートにまとめておこう
テキストにはすぐに実践できる知識が満載なので、その都度実生活の中で試してみるのは大変でしょう。
そこでおすすめしたいのが、この情報は試したい!というものがあれば、ノートにまとめておくことです。
機会があるたびに、一つずつ試していくと無理なく勉強を進められるでしょう。
毎日コツコツ勉強する
この資格は初心者向けの内容ではありますが、勉強する量は少なくありません。
覚えることが多いため、毎日コツコツ勉強して少しずつ知識を身につけていくことが賢い勉強方法と言えます。
資格のキャリカレは1日15分の学習でOKというカリキュラムを設定しています。
この時間を目安に毎日食育アドバイザーの知識に触れるようにしたいですね。
注意点:無理なく続けることも大事
ただし、仕事や子育てが忙しくで時間が取れない場合もあるでしょう。
その場合は、無理に毎日勉強することにこだわらず、週末にまとめて勉強してもOKです。
どうしても忙しい日が続く場合は、一旦お休みして、時間ができてから勉強を再開することも可能です。
資格のキャリカレは、なんと700日まで学習サポートを利用することができますので、あなたのペースで勉強してくださいね。
このようなポイントをおさえて勉強することで、無理なくスムーズに、そして食育知識に興味を持ちながら勉強を進めることができるでしょう。
嫌いなことはなかなか勉強がスムーズに進みませんが、好きなことはどんどん進めることができますよね。
食育アドバイザーの勉強も、興味を持ちながら楽しく勉強していくことが大切です。
食育アドバイザーは通信講座で効率よく進めることができる!資料請求でチェックしよう
今回は食育アドバイザーの勉強方法についてご説明してきました。
この資格は通信講座「資格のキャリカレ」を受講し、3ヶ月を目安に勉強することになります。
効率よく勉強できるカリキュラム、教材、サポート体制が揃っているので、勉強方法に迷うことがないでしょう。
「質問サービスを利用する」「ノートにまとめる」「実生活と結び付けて覚える」「毎日コツコツ勉強する」というおすすめの勉強方法もご紹介してきました。
どんな資格でも勉強方法がわからないと、勉強を始めるのが億劫になってしまいますよね。
食育アドバイザーの具体的な勉強方法が把握できれば、前向きに勉強をスタートできるでしょう。
さらに詳しい学習方法を知るためには、資格のキャリカレから資料を取り寄せてみるのがおすすめ。
公式サイトから、無料資料請求を利用できますので、試してみてはいかがでしょうか。