食育に注目が集まる中、家族のために食育資格を取りたいという主婦が増えています。
管理栄養士などの国家資格とは違い、民間の食育資格は比較的難易度が低く、通信講座を受講して勉強できる気軽さもあり、主婦から人気を集めています。
安田美沙子さんやギャル曽根さんなど、ママタレントとして活躍されている芸能人も様々な食育資格を取得していますよね。
でも、食育資格は様々な種類があるため、どれを選んだら良いのか迷ってしまう方は多いでしょう。
何となく食育資格に興味はあっても、主婦向けの資格がわからないと、なかなか実行に移すことができません。
そこで今回の記事では、主婦におすすめの食育資格について考えていきたいと思います。
主婦が食育資格を選ぶ時におさえたいポイント、そのポイントを踏まえて具体的にどの食育資格がおすすめかご紹介していきましょう。
目指す資格が決まれば、資格取得に向けて前進できますね。
食育資格は種類が多いから主婦向けの資格がわかりにくい
食育資格と一口に言っても、非常にさまざまな種類があります。
幼児食や介護食など特定の人に向けた食の知識を学ぶ資格や、野菜やワインなど特定の食材の知識を深めるための資格も数多く存在します。
「介護の仕事をしているから介護食について学びたい」「ワインが好きから極めたい」などの目的が明確であれば、その目的に応じた食育資格を選ぶことができるでしょう。
でも、漠然と「食の知識を広げたい」という主婦の場合は、選択肢が多すぎて迷ってしまうのです。
さらに、食育全般的な資格の中には、家庭で実践することが目的ではなく、飲食業界などで求められる知識を学ぶことが目的の資格もあるので、さらにわかりにくいでしょう。
主婦向けの食育資格を選ぶポイントは「実生活で活かせること」
種類の多い食育資格の中から主婦にピッタリの資格を探すのは難しいですよね。
でも、ポイントをおさえて選べば主婦向けの資格を選ぶことができます。
主婦向けの食育資格を選ぶためには、「実生活で活かせること」を大前提として考えることが大事です。
主婦が食育資格を取る目的は、すぐに家庭の中で実践したいからですよね。
試験で合格点を取ることや、料理教室で生徒さんに教えるためではないでしょう。
家庭で実践することを考えて、学ぶメリットがある資格を選ぶと良いですね。
具体的には、以下4点をおさえておくのがおすすめです。
食材選びの知識が学べる
食生活の基本は食材選びからですよね。
どんなに料理を作る技術や知識があっても、良い食材が揃っていなければ実践できません。
旬の食材、おいしい食材、安心安全な食材など、食材に関する知識を身につけられる食育資格なら、料理のスキルがぐんとアップするでしょう。
ライフステージに応じた食の知識が学べる
主婦は家族に応じた食事を作る必要がありますよね。
成長期の子供には栄養たっぷりの食事を作りたい、メタボが気になる旦那さんにはヘルシー料理で健康サポートをしたい、高齢者がいるご家庭では食べやすく健康的な食事を作りたい等の希望があるでしょう。
そんなライフステージに応じた食の知識が学べる食育資格が理想的ですね。
料理のレパートリーを増やせる
食育資格で学べることは、食育の知識だけではありません。
食育の知識を生かしたレシピを学ぶことができるのが、主婦にとって魅力の一つです。
毎日の献立はマンネリしがちですよね。料理のレパートリーを増やせる食育資格を選べば、家族が喜ぶ料理を増やしていけるでしょう。
子供の食育指導ができる
食育の目的の一つは子供のすこやかな食生活をサポートすることですよね。
食の知識を身につけることで、子供に栄養バランスの良い食事を作れるようになるでしょう。
でももっと大事なことは、子供自身が正しい食の知識を身につけて自ら健康的な食生活を送れるようにしてあげることです。
そのためには、子供の食育指導ができる資格を取ることが大切です。
子供への食育指導に力を入れている食育資格を選びましょう。
漠然と「実生活で活かせる食知識を学べる資格」というとわかりにくいですが、このように具体的なポイントをおさえて各資格を比較すると選びやすくなるでしょう。
でも、上の章でもお伝えした通り、食育資格はとても種類が多いため、全ての資格を比較するのは大変です。
次の章では、主婦向けの食育資格を選ぶポイントの踏まえ、おすすめの食育資格5つを厳選してご紹介したいと思います。
当サイトおすすめ!主婦にピッタリの食育資格5選!
主婦向けの食育資格を選ぶためのポイントについてご説明してきましたが、たくさんの食育資格を一つずつチェックするのは大変ですよね。
そこでここからは、当サイトが厳選した主婦におすすめの食育資格5つをご紹介したいと思います。
当サイトが選んだのは以下5つの食育資格です。
- 食育アドバイザー
- 食育インストラクター
- 食生活アドバイザー
- 食育メニュープランナー
- 家庭料理スペシャリスト
これらの資格は上の章でお伝えした「食材選びの知識が学べる」「ライフステージに応じた食の知識が学べる」「料理のレパートリーを増やせる」「子供の食育指導ができる」の条件をクリアした資格と言えます。
さらに、今回は主婦向けの資格ということで、管理栄養士などの国家資格は除外しています。
また、家庭の食生活に広く活かせる資格が好ましいので、野菜ソムリエのような1つのジャンルに特化した食育資格も選びませんでした。
民間資格で、食育全般的に学べる資格だけを厳選しています。
それでは、それぞれの食育資格についてご紹介していきましょう。
1.食育アドバイザー
資格名 | 食育アドバイザー |
---|---|
認定機関 | 一般財団法人 日本能力開発推進協会 |
資格内容 | 食に関する知識を習得し、健全な食生活のために活かすスキルを身につける |
受験方法 | 試験あり(在宅) |
受験料(税込) | 5,600円 |
受験資格 | 資格のキャリカレの講座を修了すること |
認定講座 | 資格のキャリカレ |
受講料(税込) | 38,600円 |
標準学習期間 | 3ヵ月 |
主婦へのおすすめ度 | ★★★★★ |
①食材選びの知識が学べるか | ★★★★★ |
②ライフステージに応じた食の知識が学べるか | ★★★★★ |
③料理のレパートリーが増やせるか | ★★★★★ |
④子供の食育指導ができるか | ★★★★★ |
食育アドバイザーは、一般財団法人日本能力開発推進協会が主催する食育資格です。
食育の基本から学ぶ初心者向けの資格なので、主婦にも安心の学習内容となっています。
資格を取得するためには協会の認定講座「資格のキャリカレ」を受講することが条件。
カリキュラム修了後に資格試験を受けることになりますが、自宅受験なのでそれほど難しくはないでしょう。
食材選びの知識が学べる:★★★★★
この資格では、日常生活で頻繁に口にしている食品添加物の知識を深めることができます。
その上で、食材を選ぶ時に注意点や正しく選ぶポイントを学ぶことができるので、買い物の際には、体に良いものだけを選ぶ習慣がついてくるでしょう。
ライフステージに応じた食の知識が学べる:★★★★★
この資格では、子供だけでなく、生活習慣病予防や高齢者の健康的な食生活など、ライフステージごとの食事の注意点を学ぶことができます。
乳幼児、学童、思春期、青年期、中年、老年と幅広い時期に対応した食の知識を身につけることができるでしょう。
料理のレパートリーを増やせる:★★★★★
和食中心のヘルシーな一汁三菜が身につくのはもちろん、家族の食欲を刺激する「おいしい食事」を提供するスキルを学びます。
季節に合わせたメニュー、旬の食材に合わせたメニューなどを数多く学ぶので、レパートリーをどんどん増やせるでしょう。
子供の食育指導ができる:★★★★★
この資格は、食に関する正しい知識と実践力をつけることだけでなく、それを子供に伝えることも大きな目的としています。
初心者向けにわかりやすいかみ砕いた教材で学ぶので、子供にも伝えやすいでしょう。
食育アドバイザーは主婦が学びたい要素がギュッと詰まった資格と言えます。
上記4つのポイント全てがバランスよく優れているので、★5つと判断し1番目に選びました。
興味がある方は、無料で資料請求ができますので、ぜひ利用してみてくださいね。
2.食育インストラクター
資格名 | 食育インストラクター |
---|---|
認定機関 | NPO法人日本食育インストラクター協会 |
資格内容 | 食育を基本から学習し、日々の食生活に活かすための知識を習得する |
受験方法 | 課題のみ |
受験料(税込) | 試験なし※プライマリー以上はあり |
受験資格 | がくぶんの講座を修了すること※プライマリー以上は受験資格あり |
認定講座 | がくぶん(プライマリー) |
受講料(税込) | 39,900円(プライマリー) |
標準学習期間 | 3~6ヵ月(プライマリー) |
主婦へのおすすめ度 | ★★★★★ |
①食材選びの知識が学べるか | ★★★★★ |
②ライフステージに応じた食の知識が学べるか | ★★★★★ |
③料理のレパートリーが増やせるか | ★★★★★ |
④子供の食育指導ができるか | ★★★★★ |
食育インストラクターは、NPO法人日本食育インストラクター協会が主催する食育資格です。
食育の第一人者である料理研究家の服部幸應先生が手掛ける資格なので、本格的な食育知識を学ぶことができます。
美容料理研究家の和田明日香さん、ギャル曽根さん、安田美沙子さんなどが取得したことで有名になりました。
初心者向けのプライマリー、プロ向けの4~1級と級が分かれていますが、この記事では、初心者向けのプライマリーの級についてお話していきます。
それ以外の級については、こちらの記事「食育インストラクターのプライマリー、4~1級の内容について」で詳しくご紹介したいと思います。
プライマリーの資格取得には、協会の認定講座である「がくぶん」の通信講座を受講して、課題を提出して合格点を取ることが条件になります。
試験を受ける必要はありません。
食材選びの知識が学べる:★★★★★
この資格では食育の基本は安全安心な食選びにあるとして、安心安全な食材、旬の美味しくて栄養のある食材などの知識をしっかり学んでいきます。
スーパーに行くたびに的確な食材選びができるようになるでしょう。
ライフステージに応じた食の知識が学べる:★★★★★
妊娠授乳期、離乳食期、幼児食期、小学生から高校生まで、幅広い時期に対応した食育ポイントを学ぶことができるので、年齢に応じた食生活を意識することができます。
また、子供だけでなく大人の健康に大切なヘルシーな食生活も学習するので、あらゆるライフステージにふさわしい食知識が身につくでしょう。
料理のレパートリーを増やせる:★★★★★
この資格のメリットの一つは多彩なレシピを学べることです。
ヘルシーレシピ、時短レシピ、使い切りレシピ、免疫力アップレシピ、ダイエットレシピ、乾物活用レシピなど、主婦が知りたいレシピが満載。
今まであまり作ったことないようなレシピも学ぶことができるので、レパートリーの幅がぐんと広がりますね。
子供の食育指導ができる:★★★★★
この資格では、子供に伝えたいことをしっかり学ぶことができます。
安心安全な食選びなど食に関する基礎知識だけでなく、食事マナー、和食文化、食の問題などを学ぶので、子供に充実した食育指導ができるでしょう。
食育インストラクターは、服部幸應先生が監修する資格ということで、とても充実した内容です。
主婦が求める要素をバッリチ学べる資格なので、★5つと判断できます。
食育アドバイザーのほうが、やや主婦向きなので、こちらの資格は2番目に選びましたが、どちらもとてもおすすめの食育資格です。
気になる方は、こちらの講座の資料請求も合わせてしてみてはいかがでしょうか。
3.食生活アドバイザー
資格名 | 食生活アドバイザー |
---|---|
認定機関 | 一般財団法人 FLAネットワーク協会 |
資格内容 | 広い視野で食生活をトータル的にとらえて健康的な食生活を提案するための知識を学ぶ |
受験方法 | 試験あり(会場) |
受験料(税込) | 3級5,000円、2級7,500円 |
受験資格 | 特になし※会場で試験を受けられること |
認定講座 | ユーキャン、学校法人産業能率大学研究所、JMAMの通信講座 |
受講料(税込) | 39,000円(ユーキャン) |
標準学習期間 | 4ヵ月(ユーキャン) |
主婦へのおすすめ度 | ★★★★ |
①食材選びの知識が学べるか | ★★★★ |
②ライフステージに応じた食の知識が学べるか | ★★★★★ |
③料理のレパートリーが増やせるか | ★★★★ |
④子供の食育指導ができるか | ★★★★★ |
食生活アドバイザーは、一般財団法人FLAネットワーク協会が主催する食育資格です。
仲里依紗さんのユーキャンのCMでおなじみの資格ですね。佐々木希さん、ローラさんなども取得している知名度抜群の資格です。
2級、3級に級が分かれていて、3級は「消費者の立場」、2級は「食を提供する立場」から食育知識を学ぶことになります。
独学で学習することができて、どなたでも資格試験に申し込むことができますが、初心者や主婦の場合は通信講座を利用するのが賢明でしょう。
認定講座であるユーキャン、学校法人産業能率大学研究所、JMAMのいずれかの通信講座を受講したほうが、スムーズに資格取得を目指すことができます。
忙しい主婦でも学びやすいのは、手厚いサポートがあるユーキャンでしょう。
この記事ではユーキャンの講座で学ぶことを前提にお伝えしたいと思います。
民間の食育資格は在宅試験が多いですが、この資格は全国の試験会場で実施されるのが特徴です。
在宅受験に比べるとややハードルは高めですが、難易度はそれほど高くありませんので、主婦でも十分狙える資格と言えます。
食材選びの知識が学べる:★★★★
この資格では、フードビジネスにも対応できるレベルの食材に関する知識を学ぶことができます。
食に関する包括的な知識を学習するので、食材を選ぶたびに、そのスキルを発揮できるようになるでしょう。
ライフステージに応じた食の知識が学べる:★★★★★
子供のすこやかな食生活はもちろん、生活習慣病予防のための食生活など、家族の年齢や症状に応じた食生活を送るスキルが身につきます。
ライフステージごとに乱れがちな食生活を見直し、改善していくことを目的としています。
料理のレパートリーを増やせる:★★★★★
この資格では、和食や世界の料理について学ぶことができるので、今までと一味違う料理のレパートリーが増えるでしょう。
行事に合わせたごちそうレシピや、特別な日に作りたいスペシャルレシピなど、主婦が知りたいレシピが満載です。
子供の食育指導ができる:★★★★
この資格を習得することで、子供に安心安全のな食材選びや、栄養のある食事についてわかりやすく伝えることができるようになります。
子供の食育に欠かせない食事マナーや、食に関わる環境問題なども教えられるようになるでしょう。
食生活アドバイザーは、ややプロ向けの知識も学ぶことになるため子供の食育に関する勉強は、食育インストラクター、食育アドバイザーよりは少し劣る印象があります。
しかし、それ以外の部分は主婦にマッチしたおすすめ資格なので、当サイトでは★4つ、3番目に選びました。
大手通信講座のユーキャンで学習できることもこの資格の魅力です。
講座申し込みを検討中の方は、こちらからチェックしてくださいね。
4.食育メニュープランナー
資格名 | 食育メニュープランナー |
---|---|
認定機関 | 職業訓練法人日本技能教育開発センターとNPO法人みんなの食育 |
資格内容 | 食育メニューの提供、食の大切さや食の楽しみについての知識を習得する |
受験方法 | レポートのみ |
受験料(税込) | 3,000円※認定証発行料 |
受験資格 | たのまなの講座を修了すること |
認定講座 | たのまな |
受講料(税込) | 22,000円 |
標準学習期間 | 6ヵ月 |
主婦へのおすすめ度 | ★★★★ |
①食材選びの知識が学べるか | ★★★★ |
②ライフステージに応じた食の知識が学べるか | ★★★★★ |
③料理のレパートリーが増やせるか | ★★★★★ |
④子供の食育指導ができるか | ★★★ |
職業訓練法人日本技能教育開発センター(JTEX)と特定非営利活動法人みんなの食育が主催する民間資格です。
食の大切さや食の楽しみについての知識を習得し、食育メニューのスペシャリストになることを目指す資格となっています。
協会指定の通信講座「たのまな」を受講することが必須条件です。カリキュラムに沿ってレポートを提出して合格点が取れれば資格取得となります。
資格試験を受ける必要がないので、難易度が低い資格と言えますね。
食材選びの知識が学べる:★★★★
食育の基本である「食べ物を選ぶ力」を重点的に学ぶ資格です。
体のベースとなる栄養素を学び、その上でどんな食材選びをすべきか学習するので、的確に食材を選べるようになるでしょう。
ライフステージに応じた食の知識が学べる:★★★★★
この資格は子供はもちろん高齢者社会に向けて、生活習慣病やメタボ対策などの観点から食の知識を学んでいきます。
ライフステージに応じた健康的でおいしい食事を作ることを目的とした資格なので、主婦にとって大きな強みになるでしょう。
料理のレパートリーを増やせる:★★★★★
資格名にあるように「食育メニュー」を極める資格なので、料理のレパートリーを増やすことができます。
主に一汁三菜のバランスの良い献立を学んでいくので、「いつも偏ったメニューになってしまう…」という方におすすめです。
子供の食育指導ができる:★★★
食の知識だけでなく豊かな食生活の楽しみについて深く学習する資格です。
子供に対して「食べることの楽しさ」「食べることの大切さ」をわかりやすく教えられるような知識を学んでいきます。
基本的な知識をしっかり習得した上で食育指導ができるので、自信をもって子供に伝えることができますね。
このように、食育メニュープランナーは、主婦の悩みである「食事のマンネリ」解消が期待できるおすすめ資格です。
献立作りに特化した資格なので、食材選びや子供の食育指導については、上記3つの資格よりはやや劣る感じがあるため、当サイトは★4つ、4番目に選んでいます。
どんなメニューが学べるのか、もっと詳しく知りたい方は、こちらからチェックしてみてはいかがでしょうか。
5.家庭料理スペシャリスト
資格名 | 家庭料理スペシャリスト |
---|---|
認定機関 | 一般社団法人 日本能力開発推進協会 |
資格内容 | ワンランク上の料上手になること、食育の幅広い知識を持つことを目的とした資格 |
受験方法 | 試験あり(在宅) |
受験料(税込) | 5,600円 |
受験資格 | 資格のキャリカレの講座を受講すること |
認定講座 | 資格のキャリカレ |
受講料(税込) | 49,600円 ※ネット割あり |
標準学習期間 | 4ヵ月 |
主婦へのおすすめ度 | ★★★★★ |
①食材選びの知識が学べるか | ★★★★★ |
②ライフステージに応じた食の知識が学べるか | ★★★★★ |
③料理のレパートリーが増やせるか | ★★★★★ |
④子供の食育指導ができるか | ★★★★★ |
家庭料理スペシャリストは一般社団法人 日本能力開発推進協会が主催する食育資格です。
正しい調理技術と栄養学の知識を持つ家庭料理のプロになることを目的としています。
資格取得の条件は協会の認定講座である資格のキャリカレの通信講座を受講すること。
その上で在宅で試験を受けて合格点を取れれば資格取得という流れになります。
食材選びの知識が学べる:★★★★
野菜、肉、魚介類、加工品類の選び方を学ぶので、自信を持って食材選びができるようになります。
食材の安全性、栄養素について知識を深めることができるので、今までと違う角度から食材を選べるようになるでしょう。
ライフステージに応じた食の知識が学べる:★★★★
この資格では、子供はもちろん食生活が偏りがちな大人の食生活もしっかりサポートすることができます。
ダイエット対策、メタボ対策、健康美づくりなど、ライフステージごとの要望に合わせた食生活を提供できるようになるのが魅力です。
料理のレパートリーを増やせる:★★★★
この資格では、家庭料理のレパートリーを増やすのはもちろん、手際よく作れることを目指します。
定番メニューはもちろん様々な時ジャンルから、主婦が作りたくなるようなレシピを厳選して解説しているので、料理のレパートリーが増えることは間違いありません。
また、家庭料理のレパートリーを増やすのはもちろん、手際よく作れることを目指すので、忙しい主婦には嬉しい資格と言えます。
子供の食育指導ができる:★★★
この資格では、家庭料理のスペシャリストとして、身につけた知識やスキルを周りの人に伝えらえるレベルをゴールとしています。
子供にも食の知識を教えられるようになるので、正しい食育指導できるようになります。
資格名の通り、家庭料理を極められる資格として主婦にピッタリの資格と言えます。
他の4つの資格と比べると、やや初心者向けの内容が多いため、★3つとして5番目に選んではいますが、おすすめの資格であることは間違いありません。
できるだけ易しい内容の主婦向け資格をお探しの方には、とても満足できる学びやすい資格です。
ここまで、主婦におすすめの食育資格5つをご紹介してきました。
まとめると以下になります。
資格名 | 食育アドバイザー | 食育インストラクター | 食生活アドバイザー |
---|---|---|---|
認定機関 | 一般財団法人 日本能力開発推進協会 | NPO法人日本食育インストラクター協会 | 一般財団法人 FLAネットワーク協会 |
資格内容 | 食に関する知識を習得し、健全な食生活のために活かすスキルを身につける | 食育を基本から学習し、日々の食生活に活かすための知識を習得する | 広い視野で食生活をトータル的にとらえて健康的な食生活を提案するための知識を学ぶ |
受験方法 | 試験あり(在宅) | 課題のみ | 試験あり(会場) |
受験料(税込) | 5,600円 | 試験なし ※プライマリー以上はあり |
3級5,000円、2級7,500円 |
受験資格 | 資格のキャリカレの講座を修了すること | がくぶんの講座を修了すること※プライマリー以上は受験資格あり | 特になし※会場で試験を受けられること |
認定講座 | 資格のキャリカレ | がくぶん(プライマリー) | ユーキャン、学校法人産業能率大学研究所、JMAMの通信講座 |
受講料(税込) | 38,600円 | 39,900円(プライマリー) | 39,000円(ユーキャン) |
標準学習期間 | 3ヵ月 | 3~6ヵ月(プライマリー) | 4ヵ月(ユーキャン) |
主婦へのおすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
①食材選びの知識が学べるか | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
②ライフステージに応じた食の知識が学べるか | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
③料理のレパートリーが増やせるか | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
④子供の食育指導ができるか | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
資格名 | 食育メニュープランナー | 家庭料理スペシャリスト |
---|---|---|
認定機関 | 職業訓練法人日本技能教育開発センターとNPO法人みんなの食育 | 一般社団法人 日本能力開発推進協会 |
資格内容 | 食育メニューの提供、食の大切さや食の楽しみについての知識を習得する | ワンランク上の料上手になること、食育の幅広い知識を持つことを目的とした資格 |
受験方法 | レポートのみ | 試験あり(在宅) |
受験料(税込) | 3,000円※認定証発行料 | 5,600円 |
受験資格 | たのまなの講座を修了すること | 資格のキャリカレの講座を受講すること |
認定講座 | たのまな | 資格のキャリカレ |
受講料(税込) | 22,000円 | 49,600円 ※ネット割あり |
標準学習期間 | 6ヵ月 | 4ヵ月 |
主婦へのおすすめ度 | ★★★★ | ★★★ |
①食材選びの知識が学べるか | ★★★★ | ★★★★ |
②ライフステージに応じた食の知識が学べるか | ★★★★★ | ★★★★ |
③料理のレパートリーが増やせるか | ★★★★★ | ★★★★ |
④子供の食育指導ができるか | ★★★ | ★★★ |
このように、主婦が学びたい要素が詰まった資格ばかりなので、どれを選んでも満足できるはずです。
あなたにとって魅力のある資格を選んで、楽しく資格取得を頑張りましょう。
主婦向けの食育資格を取りたいなら実践的な資格を選びましょう
民間の食育資格の魅力は、家庭の中で活かせる知識やスキル学べることです。
しかしながら、全ての食育資格が主婦向けなわけではありません。
主婦にピッタリの食育資格を取るためには「食材選びの知識が学べる」「ライフステージに応じた食の知識が学べる」「料理のレパートリーを増やせる」「子供の食育指導ができる」のポイントをおさて、実践的な資格を選ぶことが大切です。
今回ご紹介した5つの食育資格は、これらの条件をクリアしているので主婦にとって満足度が高い資格と言えます。
資格取得で得た知識は、主婦にとって大きな強みになるでしょう。
自分のため、家族のためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。